この試合は、今季13度目の延長戦に突入した
3－3のまま迎えた10回表、オリックスは無死満塁の場面で頓宮裕真選手が決勝の右犠飛を放つ
これに続いて、中川選手の2点二塁打、若月選手の適時三塁打、大里選手の犠飛と続き、この回一挙に5点を挙げた
エース宮城の奮闘
試合の先発投手を務めたエース宮城選手は、6回を投げて7安打・3失点・5奪三振という成績を残し、降板した彼は今季リーグ最多となる13度目のクオリティースタート（クオリティー・スタート、QS＝6回以上自責点3以内）を達成したものの、5月21日のロッテ戦以降7試合連続で勝ち星から遠ざかっていることが悔やまれる
「同点に追いつかれてしまったこと、4回、6回の連打から失点を許してしまったところについて反省が必要です
チームが逆転してくれたので、何とかリードを守りきれるようなピッチングがしたかった」と彼は試合後にコメントした
リリーフ陣が勝利を引き寄せる
7回以降は岩崎選手、ペルドモ選手、才木選手、山崎選手がそれぞれのイニングを抑え、得点を許さずに試合を締めくくったオリックスは連勝を果たし、新たな戦績を積み重ねている
この試合ではオリックスが圧倒的な勝利を収め、日本ハムとの優勝争いにおいて重要な局面で勝ち点を得たことが際立った。選手たちの活躍だけでなく、監督の采配やチーム一丸となったプレーが勝利をもたらしたと感じる。特に頓宮選手の勝負強さは、今後の試合にも期待を持たせるものであった。
キーワード解説
- クオリティースタートとは？投手が6回以上投げて自責点が3点以内の場合、クオリティー・スタートと見なされ、その投手の評価が高まります。
- 犠飛とは？ランナーを進めるためにアウトになりながらも、相手チームに得点を許さない打撃を指します。
