中日ドラゴンズ・マラー選手がDeNA戦で初勝利を収める

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◇渋谷真コラム・龍の背に乗って◇19日 中日7―2DeNA(バンテリンドームナゴヤ) 6回2死で打たれたヒットが続き、ランナーがたまる場面が訪れた

そんな中、打者としてレギュラーの山本を迎えた中日ドラゴンズのマラー選手が選んだ球種は、注目のチェンジアップであった

この日の試合では、136キロのチェンジアップが浮き上がり、右翼の上林選手のグラブに収まった

「野球には不運な安打もある

だからこそ自分の球を投げることに集中していた」とマラー選手は試合後に語った

試合の裏では味方が勝ち越し、マラー選手は4度目の登板で本拠地での初勝利を手にした

DeNA戦は3度目の正直で、過去2試合では被打率が35.4%、防御率7.59と攻撃に苦しんでいた

しかし、今回は6イニングを無失点で乗り切り、ストライク先行とともにチェンジアップが冴えた理由であった

この日のマラー選手が奪った18のアウトのうち、7つはチェンジアップで奪ったもので、彼が投げているものは「キックチェンジ」と呼ばれる改良型である

キックチェンジは、サークルチェンジの握り方とナックルボールのような立てた中指を用いて投球するもので、大リーグのアナリストが今季注目の変化球としてSNSで広めている

日本でも軍団の伊藤選手が使用している

その特長は、通常のチェンジアップよりも速く、安定感があることである

沖縄キャンプでの練習から導入したとし、「従来のサークルチェンジは不安定だったけれど、キックチェンジは投げやすい」と明かしている

これまでの球種別被打率では、最も優位な1割9分6厘(46打数9安打)という結果が出ている

多くの打者は右打者だったが、この試合では左打者の佐野選手とフォード選手を打ち取った

「これまでは良い球と悪い球の差が顕著だったが、今日は全体的に良かった」と振り返り、両親も観戦する中での晴れ舞台に「やっと勝てた」と喜びを表していた

自慢のドアラのぬいぐるみを抱えての勝利だった

今回のマラー選手の初勝利は、見事な投球内容で目を引きました。特に、自ら編み出したキックチェンジという新たな球種が成功を収めた点が評価されます。このように新しい技を取り入れることで、選手はより成長し、チームに貢献できるという良い例だと言えるでしょう。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?:投球時にボールの回転を変えることによって、打者がタイミングを崩されやすくなる変化球の一種です。
  • キックチェンジとは?:サークルチェンジを改良したもので、中指を立てることでボールの安定性を高め、速いスピードで投げることができる変化球です。

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