7月の成績は11勝4敗1分けで、チームは残り7試合を残しながらも勝率5割以上を確定させている
この結果、5月から続く月間勝ち越しがあと1勝で決まることになる
しかし、7月の振り返りでは攻撃よりも守備、特に投手陣の奮闘が大きな要因であった
投打成績の現状
ソフトバンクのチーム打率は2割4分2厘で、これはパ・リーグの中では西武の1割8分8厘に続く低さである一方で、投手陣は防御率が1・64と、パ・リーグどころか12球団の中でもトップの成績を誇る
この防御率は、セ・リーグで首位を走る阪神の1・68をやや上回る結果となっている
先発陣の活躍
特に注目すべきは、先発投手陣での活躍である大関選手、有原選手、モイネロ選手、松本晴選手、上沢選手、前田悠選手、東浜選手といった7選手が登板し、防御率は1・60を記録
この期間の7投手の勝敗を合計すると、10勝4敗となっており、12球団中唯一の先発が2ケタ勝利を達成している
三本柱の力
特に大関選手は2勝0敗で防御率0・41、有原選手は3勝0敗で防御率1・17、モイネロ選手は1完封を含む1勝2敗で防御率1・23という素晴らしい成績を残しているこれにより、チームは強力な投手陣を背景に安定したパフォーマンスを続けている
リリーフ陣の支えも重要
さらに、リリーフ陣においても藤井選手、松本裕選手、杉山選手の安定感が光り、チームを支えているソフトバンクホークスの7月の成績は、投手陣の素晴らしいパフォーマンスが光った月でした。攻撃力に課題はあるものの、それを補う形での投手成績は非常に頼りにできるものでした。引き続きこれを維持し、投打のバランスを調整することで、さらなる飛躍が期待できます。
キーワード解説
- チーム打率とは？チーム全体の打者が試合で打った安打数を、その打席数で割った数字のことです。これが高ければ高いほど、攻撃力があると言えます。
- 防御率とは？投手が任されたイニングに対して、どれだけの失点が許されたかを示す指標で、数値が低いほど投手が良い成績を残していることになります。
- 先発投手とは？試合の始めに登板し、長いイニングを投げることが期待される投手のことを指します。チームの勝敗に大きく影響を与える重要な役割です。
