巨人、阪神戦で自力V消失 – 88試合目で借金2に

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■プロ野球 巨人-阪神 (20日 東京ドーム) 巨人は今季88戦目となる阪神戦のスタメンを発表し、今季7度目の3連敗中であることが明らかになった

現在の成績は41勝43敗3分で、借金は今季ワーストの2に達し、2位である巨人は首位の阪神と最大で10ゲーム差となり、自力での優勝が消滅した

巨人は今季のホーム試合では27勝15敗1分と勝ち越しているものの、東京ドームでの阪神戦では1勝6敗と厳しい状況が続いている

特に前日の試合では、両チームの投手陣がしっかりと踏ん張り、0-0のまま延長に突入したが、11回表に巨人の5番手投手・船迫が四球を与え、続いて佐藤輝に25号の特大2ランを許すなど、均衡を破られ最終的には4失点を喫し、完封負けを喫した

今季阪神戦の成績は4勝12敗となり、今回の試合で負ければ球宴前に阪神戦で球団初のカード負け越しが決定する

昨季は12勝12敗1分というタイだったが、2023年は6勝18敗1分、2022年は10勝14敗1分、2021年は9勝13敗3分と、ここ3年は連続で阪神に負け越している

スターティングラインアップ

チーム 選手 ポジション
巨人 ライト
巨人 佐々木 センター
巨人 吉川 セカンド
巨人 増田陸 ファースト
巨人 荒巻 サード
巨人 泉口 ショート
巨人 中山 レフト
巨人 小林 キャッチャー
巨人 赤星 ピッチャー
先発ピッチャー・赤星優志(26)は、今季17度目の登板で6勝6敗、防御率は2.13である

前回の登板では最短3回で5安打4失点を喫し、負け投手となった

阪神戦では今季3試合で0勝2敗、防御率5.40と、対戦相手別で最も相性が悪い結果となっている

阪神のスターティングメンバー

チーム 選手 ポジション
阪神 近本 センター
阪神 中野 セカンド
阪神 森下 ライト
阪神 佐藤輝 サード
阪神 大山 ファースト
阪神 小幡 ショート
阪神 坂本 キャッチャー
阪神 髙寺 レフト
阪神 デュプランティエ ピッチャー
先発・デュプランティエ(31)は、今季14度目の登板で6勝3敗、防御率は1.42と安定した成績を残している

前回の登板では7回を投げて5安打2失点と、勝投手の役割を果たした

巨人戦では今季3試合で防御率2.45と相性を見せている

今回の巨人と阪神の試合は、自力での優勝が難しくなった巨人にとって、重要な対戦となる。毎年のように注目されるこのカードで、巨人が今年も苦しんでいることが明らかになった。特に阪神に対する成績が悪化しているのは、ファンにとっては厳しい現実を突きつけるものと言える。
キーワード解説

  • 自力V消失とは?: 自分の力だけで優勝することができない状態を指し、他チームの結果に依存することになる。
  • ワースト借金とは?: 負け越しの状況が最も悪いことを示し、今季の成績が負けている試合数が勝っている試合数より多いことを意味している。
  • 完封負けとは?: 自分のチームが得点できず、相手チームに全ての得点を許した試合を指す。

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