中日、DeNA戦で延長10回に逆転負け 井上政権初の2位浮上を逃す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
■プロ野球 中日 3-5 DeNA 延長10回 (20日 バンテリンドーム) 4位・中日がDeNAとの激闘に挑む中、延長10回の結果として痛恨の逆転負けを喫し、今季成績は40勝45敗2分の借金5となった

これにより、井上政権下で迎えた6年ぶりの8連勝の可能性が消え、2位・巨人が首位・阪神に敗れたために浮上のチャンスも逃してしまった

さらに、5位・広島が最下位・ヤクルトに勝利したため、再び5位転落の危険もある

試合の流れと重要な場面

試合は3-3の同点で延長戦に突入し、10回表に勝負が決まった

中日の6番手・勝野投手が先頭の牧選手に中前安打を許し、続く石上選手の犠打で1死二塁のピンチを迎えた

三森選手は申告敬遠で出塁させ、戸柱選手に右前安打でつながれ1死満塁となったが、京田選手を空振り三振に抑え、2死まで追い込む

ところが、途中出場の蝦名選手にセンターへの2点適時打を弾き返されて勝ち越されてしまった

試合の振り返り

試合開始から中日が先制するなど良い立ち上がりを見せた

初回、田中選手と上林選手の連打で1点を先取

しかし、3回には先発の大野雄大選手が佐野選手に適時打を許し、同点とされる

7回には田中選手が再度2点適時打を放って勝ち越すものの、9回で再び同点に追いつかれる結果となった

大野選手は今季12度目の先発として5回82球を投げ、失点は1、自責点も1という内容で、良いパフォーマンスを見せた

勝敗を分けた要因

延長戦での勝負に勝てなかった要因は、主に投手の継投にあった

特に勝野選手の4敗目は痛手で、試合中ずっと緊張感が高い局面が続く中での集中力が試された

7回の絶好機に点を取れなかった点も、勝敗に影響したと考えられる

今回の試合では、中日の選手たちが序盤の良いスタートを見せたものの、終盤の集中力が欠けていた印象を受けました。特に延長戦での逆転負けは、選手たちにとって精神的にも大きな影響を与えそうです。このような試合が続く中で、今後の調整が重要になってきます。
キーワード解説

  • 延長戦とは?:試合が規定の時間を終えても同点の場合に行われる追加の競技時間で、勝敗を決めるための重要な場面です。
  • 防御率とは?:ピッチャーが与えた自責点を投球回数で割って算出される指標で、投手の実力を示す重要な数字です。
  • 適時打とは?:得点を挙げるために、タイムリーでヒットを打つことです。試合の流れを変える大きな要素となります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。