この日は残念ながらサヨナラ負けを喫したが、チームは2年ぶりのリーグ制覇を狙い、圧倒的な差で首位ターンを果たしたことに自信を見せた
藤川監督は「まあ順調かなというところで
日々のゲームを戦いながら、チームが少しずつ全体として作り上げられてきているという手応えは感じていますね」と語り、チームの成長を実感していると述べた
しかし、「阪神タイガースというチームを作り上げていくという作業はまだ道半ば」とも付け加え、油断は禁物であることを強調した
特に、監督はチームの「心臓」として信頼を寄せるリリーフ陣に対して、更なる奮起を促す厳しい注文を出した
交流戦での大型連敗を振り返り、「心臓部であるところが弱いと、最後の一つの我慢ができない、というのが結果でしたから」と話し、後半戦に向けてビルドアップを図る必要性を語った
また、監督は「オールスター以降もみんなで結束して、タイガース自身もそう、ファンもタイガースと共に、一気にボルテージが上がるような7月後半から8月、9月、10月へ向けて進んでいきたい」と述べ、秋の歓喜に向けた意気込みを見せた
藤川監督の前半戦総括は、チームの現状やさらに向上していく姿勢が伝わってきます。特にリリーフ陣に対する厳しい注文は、監督が持つチームに対する信頼の証とも言えます。後半戦も期待が高まります。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは?試合終了時に同点から逆転されて負けることです。
- リリーフ陣とは?主に試合終盤に登板する投手たちのことを指します。
- 首位ターンとは?シーズンの途中でリーグの1位に立つことを言います。

