ロッテ・石川柊太投手、雪辱の快投でオリックス戦に勝利

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<ロッテ-オリックス>◇21日◇ZOZOマリン ロッテの33歳の先発投手、石川柊太がオリックス戦で見事な投球を披露し、注目を集めた

石川は6回2死まで無安打の快投を見せ、最終的に7回を投げて1安打無失点、6奪三振を達成した

このパフォーマンスは、前回登板の日本ハム戦での大炎上からの見事な復活を意味する

前回の日本ハム戦では、5回で8失点、さらに初回には満塁本塁打を打たれ、「最低ですね」と吉井監督から厳しい言葉を浴びた石川

しかし、彼は中11日を経た後、前回の悪い部分を整理し、良かった部分を伸ばすために調整に励んできた

石川は「技術的にも気づきがあったので、結果につなげたい」と意気込みを語り、その期待に応える形で投球

投球内容は140キロ台後半のストレートと120キロ台中盤のカーブのコンビネーションが光り、特にカーブはオリックス打線を翻弄するポイントとなった

実際に、6つの三振のうち5つはカーブでの奪三振だった

また、石川は投球前に吉井監督や投手コーチとの話し合いが成功の要因になったとし、「悪い中でも良かった部分を見つけて、整理することが大事だという気づきを得ました」と感謝の意を示した

今季の成績は、試合前の時点で3勝3敗、防御率4.11と安定感に欠けていたが、この日は完璧な投球を披露した

今回の石川柊太選手の快投は、前回の登板の苦い経験をバネにしたものです。彼の技術の精進と首脳陣との連携が勝利につながったことが良くわかります。その一方で、オリックス打線も苦しんだことから、今後の試合に向けて改善が必要と感じさせる結果でもありました。
キーワード解説

  • 快投とは?:投手が特に良い調子で投げることを指し、通常、打たれた安打や失点が少なく、三振を多く奪った場面を表現する。
  • 奪三振とは?:ピッチャーがバッターを三振に打ち取ることを意味し、投手の能力を示す重要な指標となる。
  • 防御率とは?:投手がどれだけの失点を出しているかを示す数字で、低ければ低いほど良い成績とされる。通常、9イニング(1試合分)あたりの失点を基に計算される。
  • カーブとは?:野球で使われる投球の一種で、ストレートよりも遅く、落差が大きい球。この変化球によりバッターはタイミングを外されやすくなる。

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