ヤクルト赤羽、サヨナラ三点本塁打で劇的勝利!リプレー検証の末に判定が覆る珍事

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<ヤクルト7-6広島>◇21日◇神宮 東京・神宮球場で行われたプロ野球の試合で、東京ヤクルトスワローズの赤羽由紘内野手(24)が劇的な“サヨナラリプレー弾”を打ち、チームを勝利に導いた

試合は9回裏、ヤクルトが2点を追う状況で迎えた

2死一、三塁という緊迫した場面で、広島の投手ハーンが放った初球の内角低めのスライダーを赤羽が見事に捉えた

打球は左翼ポール際に舞い上がったが、観衆の期待とは裏腹にスタンドには届かず、フェアゾーンに転がることに

赤羽は三塁ベースに達し、前の塁にいた二人の走者が生還した

打球が切れたと見なし、同点となる三塁打の瞬間かと思われたが、審判団は「自らの判断で検証を行います」と発表

場内は静まり返る中、リプレー検証が行われた

検証の結果、打球が左翼ポールをわずかにかすめていたことが確認され、判定はホームランに変更

しかし、これはサヨナラ本塁打への道を開く瞬間であり、赤羽も歓喜の表情を浮かべた

三塁ベース上では、寺内ベースコーチが「多分ホームランだよ」と告げた

自信を持っていた赤羽にとって、この出来事は自身初のサヨナラ弾となった

お立ち台で赤羽は「素直にうれしい気持ちでいっぱい」と喜びを表し、ファンに感謝の意を示した

なお、リプレー検証導入後、ビデオ判定で結果が覆ってサヨナラ本塁打となるのは初めての出来事であり、会場は歓声に包まれた

ビデオ判定とは、主審が誤審を防ぐために映像を用いて判定を再確認する制度である

さらに、同試合ではヤクルトの山田選手が通算304本目のホームランを打ち、球団記録に並ぶ偉業も達成

山田は「もっと早く打ちたかったのが本音ですけど、池山さんに並べたのは素直にうれしい

自分の力だけではない

周りに感謝の気持ちを持ってプレーをしていきたい」と語った

今回の試合はプロ野球の新たな記録に残る出来事となりました。赤羽選手のサヨナラ本塁打は、リプレー検証によって判定が覆り、ファンにとっても大きな盛り上がりを見せました。野球は予想外のドラマを生むスポーツであり、こうした瞬間があるからこそ魅力的です。
キーワード解説

  • サヨナラホームランとは?:試合の最終局面で同点または逆転となるホームランのことを指します。
  • リプレー検証とは?:審判が誤審を避けるために映像を確認し、判定を見直す制度のことです。
  • ビデオ判定とは?:試合中の重要な場面で、映像をもとに判定を再確認するプロ野球の制度です。

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