菅野は巨人時代に見せなかったひげをたくわえた姿で先発マウンドに立ったが、３回２／３を投げ、６安打４失点で降板し、今季最短ＫＯとなった
これにより、防御率は４・６３にまで上昇した
菅野の登板内容
オールスターブレイクを挟んで中１０日での登板となった菅野初回は、味方から３点の援護を受けたものの、無死一、二塁のピンチを招くと、ライバルの中でも特に力のある選手であるラミレスに、真ん中付近に入った直球を痛打され、同点となる３ランホームランを被弾してしまった
投球の苦境
菅野は、先発する前に“菅野対策”としてガーディアンズ打線が左打者を並べてきたことが影響したか、初回からつまずいてしまった続く２回も先頭バッターから連打を浴び、四球も絡んで無死満塁のピンチを迎えるが、冷静にマルティネスを二飛、ラミレスを三飛、マンザードを投ゴロに仕留めるも、徐々にリズムを失っていった
降板までの流れ
３回には２死から再び四死球で一、二塁としながらも、ネーラーを見逃し三振に仕留め無失点で切り抜けたが、次の回も失策や四球でピンチを迎える結局、菅野はサンタナに右前適時打を打たれ、降板を余儀なくされた
トレードの可能性
メジャー１年目の前半戦は、開幕から唯一先発ローテを守り、１８試合で７勝５敗、防御率４・４４という結果球団公式サイトによると、菅野もトレード要員の候補として検討されているが、本人は冷静に「それは自分でコントロールできないこと」とコメントしている
トレード期限に迫る中、残り登板はおそらく１試合のみとなる見込みだ
菅野智之投手の出だしは、ひげを生やした姿に新たな印象を与えたが、期待に反して試合内容は苦しむ結果となってしまった。彼自身の冷静な受け止め方は、プロ選手としての姿勢を感じさせる。トレードの可能性も浮上しており、選手としての今後に注目が集まる。
キーワード解説
- ひげとは？ 髭（ひげ）とは、人間の顔に生える毛髪のこと。一般的には口元や顎、頬に生えることが多く、スタイルやイメージに影響を与える要素である。
- トレードとは？ トレードとは、プロスポーツの選手が他のチームに移籍すること。選手と選手、または選手とドラフト指名権の交換などが行われる。
- 防御率とは？ 防御率とは、投手が適用される指標の一つで、一定のイニングで何点の失点を記録したかを表すもので、低いほど優れた成績と言える。
