阪神、巨人戦での逆転負け 投手陣の配球に疑問の声も

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阪神は7月21日の東京ドームで行われた巨人戦で、5-0のリードから逆転負けを喫し、ファンを驚かせました

現役時代に阪急やオリックスで活躍した佐藤義則氏が自身のYouTubeチャンネルでこの試合の分析を行いました

逆転の瞬間

阪神は試合の序盤から攻撃が好調で、小幡竜平が2打席連続本塁打を放ち、大山悠輔も通算1000安打を達成するなど、3本の本塁打で5得点

投手陣も素晴らしい防御率(1.99)を誇る中で、試合の行方は阪神に優位に進むかと思われました

投手のパフォーマンス

しかし、先発投手の伊藤将司は6回まで無失点ながら、巨人の佐々木俊輔に二塁打を許した後からピンチを招きます

「バッターを打ち取ることだけを考えないと」という意識が薄れ、連打と失策が絡んで2失点

続くニック・ネルソンがマウンドに上がるも、巨人のリチャードに同点3ランを放たれてしまいました

配球の選択

このシーンでは、バッテリーが選んだのがチェンジアップ

この選択に佐藤氏は「遅いボールは当てられるという典型だった」と配球面に疑問を持ちつつ、「ナイスバッティングだね

あれだけ態勢を崩されてもスタンドに運ぶパワーがある」とリチャードの打撃を讃えました

試合の影響
阪神のこの逆転負けは今季初の4点差以上の逆転負けとなり、前半戦の後味が悪い形での締めくくりとなりました

しかし、佐藤氏は「この1敗はどうってことない」と強調し、優勝の見通しは楽観視しています

また、今後のクライマックスシリーズに向けて「たたけるところはたたかないと」との見解も示し、阪神の今季の目標について言及しました

この阪神のゲームでは、前半は圧倒的なリードを誇っていたため、逆転負けは衝撃的でした。投手の調子が良かっただけに、なぜこのような展開になったのか、今後の課題が浮き彫りになった試合とも言えます。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?一度はリードしていたチームが、試合の終盤で逆に負けてしまうことを指します。
  • 投手陣とは?チーム内の投手たちを指し、試合中に相手チームの打者を抑える役割を担います。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えているかを示す数値で、低いほど優秀な成績を表します。
  • 本塁打とは?野球において、打者がボールを打って一周しホームに帰ることができる、最も得点が高い打席結果を意味します。

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