7月3日の横浜DeNAベイスターズ戦では、五番・一塁で先発出場し、初回の二死一、二塁の場面で第1打席を迎えた
カウント1-1から先発投手・小園健太のスプリットを振り抜き、舞い上がった打球は風に乗り、右中間スタンドへ飛び込む先制の6号3ランとなった
ボスラー選手は試合後、「今日は打った瞬間にスタンドに入るか分からなかったから全力で走ったよ」と振り返った
前日の試合では場外弾となりそうな特大ソロを放っており、長打力が不足しているチームの中で、その実力を徐々に発揮し始めている
「得点はチームの手助けになるけど、試合に勝てないことには意味がない」と語るボスラー選手は、3Aで昨季31本のホームランを記録した実績を持ち、真面目な性格でも知られている
現在、三振が目立つ部分を改善し、さらにチームに貢献する意思を示した
試合前には、外国人選手が早出特打を行い、練習熱心な姿勢を見せることも多い
特に春季キャンプでは、全体練習が始まる1時間以上前から屋内練習場でバットを振っていたことが印象的だ
7月13日の広島戦では延長11回にサヨナラ打、15日の阪神戦では延長10回で勝ち越しの二塁打を放ち、チームに勝利をもたらした
「今は左投手だろうと、右投手だろうと関係ないよ」と自信を持って発言した彼の活躍は、チームにとって大きな力となっている
7月19日のDeNA戦では4安打3打点の大暴れを見せ、チームは5連勝を達成
5年ぶりの7連勝も記録した
井上一樹監督は「彼はクソが付くくらい真面目なやつだから」とその真面目な姿勢を称賛した
開幕から3カ月が過ぎ、日本野球にも徐々に適応しつつあるボスラー選手の後半戦でのさらなる活躍が楽しみである
ジェイソン・ボスラー選手の存在感が徐々に高まっています。特に初回の3ランホームランや延長戦でのサヨナラ打があり、チームに貢献している姿が印象的です。彼の真面目な練習姿勢も注目されており、今後のさらなる活躍が期待されています。
キーワード解説
- ボスラーとは？プロ野球選手で、昨季マイナーリーグで31本のホームランを記録した実力者です。
- ホームランとは？野球において、打球がフェンスを越えることを指し、得点や観客の気を引く大きなプレーです。
- 三振とは？打者が打席でボールを3回空振りして、アウトになることを指します。特に、選手が打たないといけない場面での三振は重要です。
- 延長戦とは？試合が同点のまま終了した場合に行われる追加のイニングで、勝者を決定するためにプレーが続けられます。
- 特打とは？特定のスイングや打撃技術を向上させるために行う早出の練習を指します。
