契約期間は1年で、年俸は約1450万円、背番号は「85」となる
ドリスは2016年から2019年まで阪神に在籍し、その間に球団外国人選手最多の96セーブを記録した“元助っ人”であり、6年ぶりの復帰を果たした
竹内孝行球団副本部長は、「ドリスの能力は衰えていない」と太鼓判を押し、今季のリーグ後半戦へ向けた準備を整えていることを強調した
ドリスは、阪神2軍対独立リーグ連合との交流戦で見せた投球が復帰の決め手となった
竹内副本部長は、「若手打者がなすすべなく打ち取られた一片を見ても、1軍でも通用する力を持っていると感じた」と述べ、今後の期待を寄せる
ドリスは前回阪神に在籍中の2017年に球団最速となる161キロを計測したが、37歳となった現在、球速はやや落ちたものの、豊富な経験を背景にした「投球術」には自信を見せている
「真っすぐ、フォーク、スライダーを駆使して、十分に通用する」と語り、特にメンタル面での若手投手への影響にも期待がかかる
今季、阪神は選手登録枠70人がすべて埋まっているため、現役時代から経験のあるドリスは「切り札」としても期待されている
彼が2軍SGLでの初練習を開始するのは23日を予定しており、早速ブルペンに加わる見込みだ
加入を喜ぶドリスは、「タイガースは私のファミリーであり、家に帰ってきたような気持ち」と述べ、その愛着を示した
この再契約により、阪神の独走優勝へ向けた体制がさらに強化された形となる
ドリスの存在が、若手選手への精神的支柱となることは間違いないだろう
阪神タイガースが元守護神ラファエル・ドリスと再契約したことは、チームにとって非常にポジティブなニュースです。37歳での復帰ですが、ドリスは豊富な経験を持っており、これから若手選手たちにとって貴重な存在になるでしょう。彼の実力と精神的な支柱としての役割が、チーム全体の士気を高めることが期待されます。
キーワード解説
- ドリスとは?:ラファエル・ドリスはドミニカ共和国出身のプロ野球選手で、元メジャーリーガーです。阪神タイガースでの在籍中に多くのセーブを記録し、外国人選手としての存在感を示しました。
- セーブとは?:セーブは、野球において救援投手が試合を勝利に導くために必要な記録で、試合の終盤で登板し、自チームが勝っている状況で終了することが条件です。
- 投球術とは?:投球術は投手が持つ、ボールを投げるための技術や技法のことを指します。様々な変化球や投球フォームが含まれ、試合の状況に応じて使い分けられます。

