全パ対全セ第1戦:中日藤嶋が初出場で活躍、チームメートの応援も話題に

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<マイナビオールスターゲーム2025:全パ5-1全セ>◇第1戦◇23日◇京セラドーム大阪2025年7月23日、京セラドーム大阪で行われたプロ野球オールスターゲーム第1戦において、全セ代表として出場した中日ドラゴンズの藤嶋健人投手(27)が6回に登板し、見事に1イニング3者凡退を達成しました

このゲームは全パが5-1で勝利しましたが、藤嶋のピッチングは特に注目を浴びました

藤嶋はもともと、松山晋也投手(25)の代替選手としての出場でした

松山選手は右肘の尺骨肘頭疲労骨折により辞退したため、藤嶋がプロ9年目にして初めてオールスターゲームに選ばれました

彼は今シーズンの途中からの起用もあり、ここでのパフォーマンスが期待されていました

藤嶋のピッチング

藤嶋は、最初のバッターである西武の渡部聖を中飛に打ち取った後、続けて代打の宗山に対して3球連続で直球を投げ、空振り三振を奪いました

そして、ソフトバンクの周東に対しては3球連続のカーブを投じ、左飛に仕留めるなど、ベテランらしい冷静なピッチングを展開しました

試合中、全セのベンチからは藤嶋を応援する巨人のマルティネス選手が彼のグッズを両手に持ち、力強い声援を送っていました

藤嶋の法被を着ている珍しいグッズも話題を呼びました

試合後、藤嶋選手は「ライデルとまた一緒にプレーできてうれしい」と話し、チームメートやマルティネスとの記念撮影を楽しんでいました

藤嶋は選出時に「1回出たいと思っていた

誇りに思って頑張りたい」という思いを語っており、この日もその期待にしっかり応えた形となりました

今回のオールスターゲームでは、藤嶋選手の活躍が目立ちました。初出場ということで、そのプレッシャーもある中で1イニングを3者凡退に抑えるのは素晴らしいことです。特に代替出場としての意義もあり、彼にとって大きな自信となったことでしょう。また、仲間の応援もあって、チーム全体の活気を感じられました。
キーワード解説

  • オールスターゲームとは?プロ野球の選手たちが特別な試合を行うイベントで、各リーグの選抜チームが対戦します。
  • 3者凡退とは?投手が1イニングの中で3人のバッターを連続してアウトにすることを指します。
  • 代替選手とは?他の選手が怪我や理由により出場できなくなった場合に、その選手の代わりに選ばれる選手のことです。
  • 尺骨肘頭疲労骨折とは?肘の部分の骨が疲労によって折れてしまう怪我で、選手にとってはリハビリが必要な大きな障害となります。

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