全パチームが勝利、周東佑京が魅せた華麗な盗塁プレイ

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「マイナビオールスターゲーム2025」の第1戦が7月23日に京セラドームで行われ、全パチームが全セチームを5-1で下しました

この試合で「7番・中堅」として先発出場したソフトバンクの周東佑京選手(29)は、3打数2安打1打点2盗塁という素晴らしい成績を残しました

周東選手の鮮やかな盗塁技術

周東選手は4回、一死走者なしの場面で左前打によって塁に出ると、すぐに全セチームの捕手であり、昨年の同僚である甲斐捕手(巨人)を狙って初球に二盗を決めました

二盗を成功させた後、三塁コーチャーを務める新庄監督のジェスチャーを確認

彼は「新庄さんにこいと言われたので、しようかなと思いました」と振り返り、迅速に三塁を狙う冒険に出ました

結果的に、見事に三塁に到達しました

新庄監督とのコミュニケーション

塁上では監督から「俺のやつやるか」との提案がありました

これは新庄監督が2004年の球宴で決めた本盗(ホームスチール)と呼ばれるプレイです

このプレイは通常非常にリスキーであり、多くの観客を魅了するもので、新庄監督は「盛り上がるかなと思ったので行くつもりではいた」と語りましたが、甲斐捕手の警戒により、その計画は断念されました

空気を読んだエンターテイメント

試合が進む中では、元同僚同士の楽しいやり取りも見られました

オープン戦では盗塁の成功が認められなかったことに対して、甲斐捕手が「認めない」と述べた際、周東選手は自信満々に「もう僕の勝ちで間違いないと思う」と語る一幕も

試合後には本塁付近で楽しそうに会話を交わすシーンも見受けられました

祭典ならではの親交と競争
このように、祭典の場で親友同士が魅せる熱い勝負は、ただの試合を超えた特別なものでした

盗塁の技術や報われるコミュニケーション、選手の人間関係が垣間見える瞬間が数多くありました

今回のオールスターゲームでは周東佑京選手が素晴らしいパフォーマンスを見せ、試合の楽しさを引き立てました。特に選手間のコミュニケーションや親しい関係が際立っており、観客だけでなく選手自身も楽しんでいる様子が印象的でした。こうした親交を感じられる場面は、オールスターならではの魅力と言えるでしょう。
キーワード解説

  • 盗塁とは?:盗塁は、バッターが打席に立っているときに、走者が次の塁に進む技術のことです。特に盗塁に成功するためには、ピッチャーの投球タイミングを見極める必要があります。
  • 本盗とは?:本盗は、ランナーが本塁に非常に近いところからスタートして、ピッチャーが投げる球をかわす形で本塁へ走るプレイです。これも成功するには、瞬時の判断力と俊敏さが求められます。

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