阪神・及川、見事なオールスター初登板で圧巻のパフォーマンスを披露

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◇マイナビオールスターゲーム2025第2戦 全セ7―10全パ(2025年7月24日 横浜) 阪神の及川が念願のオールスター初出場を果たし、見事な投球を見せた

6回から登板した彼は、全パの強打者たちを相手に3者凡退に抑える圧巻の投球を披露した

内容の詳細

及川は、横浜高時代に思い出の地であるこの球場で、初めてのオールスターの舞台に立ち、強烈な直球を武器に挑んだ

先頭バッターの清宮を148km/hの直球で打ち取った後、続く太田も同じく148km/hの直球で退けた

彼がこの試合で投じた球数のほとんど、実に10球中9球は直球という戦術であった

最後は代打のレイエスをツーシームで空振り三振に仕留めた

選手の感想

試合後、24歳の左腕は「楽しめました

年に1回の試合で、参加して投げられたっていうのは凄くうれしい」と語り、さらに「全部真っすぐでいこうかなと思ったんですけど、ちょっと三振が欲しくなってしまいました」と、自身の競争心が顔を覗かせたことを照れくさそうに述べた

夢の舞台での思い出

及川にとって、この日の舞台は特別なものであった

彼が仲間の近本選手が19年7月13日のオールスターでサイクル安打を達成した光景を目の当たりにしたことは、今でも鮮明な思い出として心に留まっており、「(近本さん)すっげぇな!ってその印象はめちゃくちゃあります

本当に一回は(球宴に)出てみたいなって思っていた」と振り返る

今季の活躍
高卒6年目の今季、及川は既にシーズン自己最多の41試合に登板し、チームのブルペンを支える存在として成長を遂げている

このオールスターでの好投は、今後のシーズン後半に向けて大きな自信となるだろう

阪神の及川選手がオールスターゲームで見せた華々しいパフォーマンスは、彼自身の成長を示すだけでなく、若手選手が舞台で活躍する姿はファンにも大きな感動を与えるものとなりました。今後のシーズンでも期待が高まります。
キーワード解説

  • オールスターゲームとは?:プロ野球の最も優れた選手たちが一堂に会する特別な試合で、ファン投票などにより選出された選手が対戦します。
  • 直球とは?:投手が真っ直ぐに投げるボールで、速度が速く、打者にとって予想外の速さで来るため非常に打ちにくい球種です。
  • 三振とは?:バッターがボールを打てずに3ストライクを取られることでアウトになる状況を指します。

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