ヤクルト、青柳晃洋投手の獲得交渉に着手

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2025年7月25日、東京 - 東京ヤクルトスワローズが、メジャーリーグ・フィラデルフィア・フィリーズから自由契約となった青柳晃洋投手(31)の獲得交渉を開始したことが球団関係者への取材により明らかとなった

青柳は、これまで大阪の阪神タイガースで活躍し、2021年と2022年にはそれぞれ最多勝を獲得するなど、通算61勝という実績を持つ右腕投手である

投手としての能力を測る「最多勝」とは、シーズン中に最も多くの勝ち星をあげた投手に与えられるタイトルであり、チームの勝利に貢献することを意味している

今オフ、青柳は阪神からポスティングシステムを利用し、フィリーズとマイナー契約を結んだものの、3A(AAA級)での成績は芳しくなく、防御率は7.45と振るわなかった

防御率とは、投手が1試合あたりにどれだけの失点を防いだかを示す指標であり、数値が低いほど優れた成績を意味する

現在、青柳は2A(AA級)でプレーしているが、NPB(日本プロ野球)では新規選手の支配下登録が7月末まで可能であるため、ヤクルトが獲得することで、青柳が日本球界に戻る可能性が高まっている

球団の動きに注目が集まる

ヤクルトが青柳投手の獲得に動いた背景には、彼の過去の実績とメジャーリーグでの経験があると考えられます。青柳選手は阪神での活躍が際立っており、再び日本でプレーすることで成績を挽回できる可能性があるため、今後の動向が非常に興味深いと言えます。
キーワード解説

  • 青柳晃洋とは?阪神タイガースで最多勝を獲得した実力派の右腕投手であり、最近はメジャーリーグのフィリーズでプレーしていた。
  • ポスティングシステムとは?日本プロ野球選手がMLB(メジャーリーグベースボール)に移籍する際に用いる制度で、球団が選手を他球団に売却する仕組み。
  • 防御率とは?投手が1試合あたりにどれだけの失点を防いだかを示す指標で、数値が低いほど投手の成績が優れていることを意味する。
  • 支配下登録とは?NPBにおいて選手がチームの一員として競技するための登録で、選手が公式戦に出場するためには必要な手続きである。

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