高木氏は、岡本和真内野手（29）が戦線を離脱したことでチームが完全におかしくなったと指摘している
岡本の離脱がチームに及ぼす影響
巨人は前半戦を42勝44敗3分け、借金「2」でリーグ3位という成績を残している首位の阪神とは10ゲーム差、2位のDeNAには0.5ゲーム差で追従している
高木氏は、岡本がいなくなったことで巨人が苦しんでいると強調し、「岡本がいなければどうしようもない」と述べた
主砲である岡本は、5月6日の阪神戦で左ひじを痛め、その影響で長期にわたって戦線離脱していた
この離脱はチームの得点力に深刻な影響を与え、打線の流れを阻害した
打順変更の試行
岡本の不在により、選手たちの役割も変化している高木氏によると、トレイ・キャベッジ（28）、丸佳浩外野手（36）、吉川尚輝内野手（30）らが4番に起用されてきたが、特に若手の増田陸内野手（25）がこの役割を担っている
しかし、高木氏は「クリーンナップには経験者が必要」とし、増田には4番というプレッシャーをかけず、丸を4番に据えた方が良いと提案した
投手陣の不調
さらに高木氏は、投手陣に関する「誤算」にも言及昨シーズンのエース、戸郷翔征（25）が開幕から調子を崩し、現在は2勝6敗・防御率5.24という成績に留まっている
彼のパフォーマンスが後半戦の鍵を握っていると高木氏は語り、「彼が立ち直ればチームは再生の道を歩む」と期待を寄せている
後半戦の初戦は、26日の広島戦で行われ、この試合での先発は横川凱（24）となる予定だ
今回の高木豊氏の発言は、巨人が抱える困難な状況を鮮明に示しており、岡本選手の重要性が再確認されました。若手の増田選手が成長しつつも、やはり経験豊富な選手が鍵を握るという意見には納得がいきます。また、投手陣の不振もチーム全体のパフォーマンスを左右する要因であるため、エースの復活が期待されます。
キーワード解説
- 岡本和真とは？：岡本和真は、巨人の内野手でチームの主砲として知られています。彼の攻撃力はチームの得点に大きく寄与していますが、怪我によって欠場することが多く、その影響がチームに及ぶことが指摘されています。
- クリーンナップとは？：クリーンナップは、野球で強打者が配置される打順のことを指します。通常、3番、4番、5番に位置し、得点を狙う役割を担います。
- エースとは？：エースは、チームの最も優れた投手を指す言葉です。通常、先発ローテーションの中で最も重要な試合に投げる役割を果たします。
