ソフトバンク・周東が盗塁成功を取り消される珍事、球審の判断に物議

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球審が説明「スイングした後に捕手の送球を妨げた」

2025年7月26日、福岡のPayPayドームで行われたオリックスとの試合で、ソフトバンクの内野手である周東佑京選手が盗塁成功を取り消されるという予期しない事態が発生しました

試合はソフトバンクが2点リードの状況で迎えた7回、周東選手が先頭打者として中前打を放った後、続く佐藤直樹外野手の6球目に盗塁を試みたのです

周東選手は二盗に成功したかに見えましたが、直後の三振によって捕手の送球を妨害したと判定され、今季26個目の盗塁が取り消されることとなりました

球審である長川氏は判定について「打者の佐藤選手が三振でアウト

その後、二塁に送球し、二塁がセーフとなりましたが、スイング後に捕手の送球を妨げたため、打者は三振でアウトとし、その妨害を走者に置き換えてツーアウトとして試合を再開します」と説明しました

この判定を受け、周東選手は感情を露わにし、疑問を呈するシーンも見受けられました

なお、周東選手は前半戦を終えて25盗塁を記録しており、楽天の小深田大翔選手と共にリーグトップに立っています

これにより、3年連続4度目の盗塁王獲得を視野に入れており、今試合の二盗成功のはずが、このような結果に終わってしまったことに頭を抱えることになりました

今回の試合での周東選手の奇妙な判定は、球審の判断基準について疑問が残る結果となりました。野球はルールの解釈によってプレイが大きく変わるため、誤解を招いた事例と言えるでしょう。このようなプレイが試合に影響を与えることは、ファンや選手にとって非常にストレスの溜まる要素です。
キーワード解説

  • 盗塁とは?走者が次の塁に進むために、投球と打球の隙を突いて進塁する戦術のことです。
  • 三振とは?打者が投球を打てずにアウトになることを指し、振りかぶる動作があった場合には「見逃し三振」となります。
  • 妨害とは?プレーに影響を与える行為を指し、特に走者が進塁の妨げになるような行動はルール違反とされます。

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