阪神大山悠輔選手、後半戦の開幕を彩る決勝打で勝利に貢献

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<阪神2-0DeNA>◇26日◇甲子園 阪神タイガースの大山悠輔内野手(30)は、通算1002本目の安打を記録し、後半戦の開幕戦を白星で飾る原動力となった

試合は初回2死からの攻撃で、森下選手が四球で出塁し、続く佐藤輝選手が放った内野に高い打球をDeNA内野陣が見失う形になり、2死一、三塁の好機を迎えた

ここで迎えた打席

大山選手は「もう得点を取るだけでしたし、相手のケイ投手は右打者がなかなか打てていなかったので、ここでなんとか1本と思って打席に入りました」と語り、DeNAの先発投手・ケイが投じたカットボールをしっかり捉え、中前に適時打を放った

この一打で先制点を挙げ、先発の才木投手に早々と援護点を贈ることに成功した

大山選手にとって、この日は特別な意味を持つ試合であった

21日の巨人戦(東京ドーム)で通算1000安打を達成したが、その試合の後には一塁守備での失策が敗戦につながるという苦い経験もあった

試合後のインタビューで「前半戦の最後の試合に僕のエラーで迷惑をかけてしまったので、後半戦の1試合目でなんとか力になれてよかったです」と語り、自身の責任感がプレーに影響を与えたことを振り返った

大山選手の決勝打で阪神は2-0で勝利し、後半戦の幸先の良いスタートを切った

今回の試合で大山選手が放った決勝打は、彼にとって特別な意味のあるものでした。前半戦の最後に失策をしてしまった悔しさを振り払うためにも、積極的な打席を心掛けた結果と見受けられます。阪神の後半戦のスタートを飾る勝利を手にしたことで、チーム雰囲気が良くなることが期待されます。
キーワード解説

  • 通算1000安打とは?:選手がプロ入りからの通算で達成した安打の数が1000本に達することを指します。これは多くの選手にとって一つの大きなマイルストーンであり、長期間にわたり活躍した証とされています。
  • カットボールとは?:投手が投げる球種の一つで、通常のストレートよりもわずかに変化する球です。打者にとっては、直球かと思いきや、弾道が変わるため、打ちづらい球とされています。

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