前回登板に続く白星を飾り、今季2勝目を達成した奥川は、「本当にうれしい」と試合後のインタビューで喜びを語った
積極的な投球で試合をリード
奥川は打者24人に対して、初球がボールになるケースがわずか4度という好投を見せた特に、4番の細川には2打席連続で本塁打を許したものの、「ソロだったので、しっかりと切り替えた」という冷静な判断が光った
四回には3番の上林に高めの直球を見事に投げ込み、空振り三振を奪取
細川に2発目を許した後も、ボスラーを三ゴロに打ち取るなど、持ち直す姿勢を崩さなかった
不安定な時期からの改善
シーズン前半の苦戦を経て、奥川の投球フォームは着実に改善されている捕手の中村悠は、「球に表れている
指にボールがしっかり掛かった、スピンの利いた球が多くあった」と語り、球質の向上が安定した投球につながっていると分析した
チームの調子も上昇中
現在最下位にいるヤクルトだが、今季初の6連勝を達成しており、そのうち2勝を奥川が挙げている「まだまだ個人としても、チームとしても、たくさん勝てるように頑張りたい」と意気込みも示した
これからのシーズンで、どのような重連勝を続けられるかが期待される
ヤクルトの奥川投手は、試合での投球が非常に安定してきていることが印象的です。特に悪癖を改善し、攻撃的な投球ができるようになったことは、ピッチャーとしての成長を感じさせます。チーム全体も調子を上げてきているので、これからの試合が楽しみです。
キーワード解説
- 奥川とは?:ヤクルトスワローズの若手投手であり、高校時代からその才能が注目されてきた。
- 本塁打とは?:野球で打者がボールを打って、外野の柵を超えた時に打たれる得点のこと。
- ストライクゾーンとは?:打者が打つことができる投球エリアのことを指し、これを積極的に攻めることが試合の勝敗に関わってくる。

