青柳投手は、昨オフに阪神タイガースからポスティングシステムを使用してメジャーリーグのフィラデルフィア・フィリーズと契約を結んでいたが、メジャー昇格には至らなかった
阪神での経験と感謝の気持ち
会見では青柳投手が古巣阪神に対して感謝の意を示し、「マイナーでも行かせてくれた阪神には感謝しかないですし、タイガースに戻るという選択肢もありましたが、タイミング的にそれが実現できず、今回はヤクルトでのプレーを選びました」と語った彼は阪神で9年間プレーし、通算61勝を挙げた実績がある
メジャー挑戦の思いと今後の目標
青柳投手はメジャー挑戦について「全く後悔はなく、素晴らしい経験だった」と振り返る彼は2021年にNPB史上初の2年連続で最多勝と最高勝率のダブルタイトルを獲得し、22年には最優秀防御率を含む三冠に輝くなど、国内リーグでもその実力を証明している
ヤクルトでの役割と期待される活躍
ヤクルトでは現在、昨シーズンと同様に今季も規定投球回に到達した投手がいない状況であり、先発陣の強化が急務となっている青柳投手は新たなチームでの先発ローテーションの一員として大きな期待が寄せられている
青柳投手の入団により、ヤクルトは先発陣の強化を図ることが期待されている。彼の阪神での豊富な経験と実績が、チームの連携を改善し、さらなる勝利に繋がる可能性がある。メジャー挑戦を通じて培った経験を活かし、今後のシーズンでどのようなパフォーマンスを見せるのか注目が集まる。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?メジャーリーグを目指す選手が経た契約の一方法で、自分の権利を持った選手が所属チームと交渉し、他チームに移籍するための手続きです。
- 最多勝とは?1シーズンで最も多く勝利した投手に与えられるタイトルで、投手の実力を示す重要な指標の一つです。
- 防御率とは?投手が1試合あたりに許す得点の平均を表す数値で、投手の評価において基本的な指標の一つです。

