巨人・森田駿哉投手、デビュー戦でサヨナラ負けを喫する

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2025年7月31日、バンテリンドームにて行われたプロ野球セ・リーグの試合で、読売ジャイアンツ(巨人)は中日ドラゴンズに6-7で敗れた

特に注目されたのは、巨人の2年目左腕・森田駿哉投手(28)のデビュー戦だったが、厳しい結果となった

試合は9回に突入した

巨人は6-4と2点リードしていたが、守護神マルティネスが中日・細川に同点となる2ランホームランを浴び、試合は延長戦に突入

これまでに巨人は7投手を投入しており、残っていたのはケラーと森田の二人だけだった

阿部慎之助監督(46)は、延長10回に森田を8番手としてマウンドに送り出した

森田は2023年ドラフト2位として選ばれた若手選手であり、前日30日に初めて1軍に合流したばかりで、これが初の1軍登板であった

しかし、森田のデビューは厳しいものだった

最初の打者である石伊の打球を二塁手の湯浅が落球し(これは記録上は失策となった)、無死二塁のピンチを迎えた

その後、申告敬遠と犠打を経てもなお1死満塁に

最後はボスラーの中犠飛を浴び、巨人はサヨナラ負けを喫した

森田は2/3回を投げ、わずか5球で打者5人を迎え、無安打1失点(自責点なし)でデビュー戦の敗戦投手となった

この結果により、1990年以降の2リーグ制で、巨人のプロ初登板選手がサヨナラ打を許し敗戦投手となるのは球団史上初の出来事となった

他の球団では昨年、西武のドラフト7位ルーキー・糸川亮太が初登板でサヨナラ打を浴びるという事例があるが、巨人においては歴史的な珍事となった

巨人・森田投手のデビュー戦は非常に厳しい結果となってしまった。特に、守護神マルティネスが同点ホームランを浴びた後の延長戦という状況での登板は、選手にとってプレッシャーを感じる瞬間であっただろう。初登板でサヨナラ負けとなるのは、心情的にも辛いものがあったと思う。しかし、今後の成長に期待したい。
キーワード解説

  • デビュー戦とは?新たにプロ選手として試合に出る最初の試合のことを指します。
  • サヨナラ負けとは?試合の最後の局面で、相手チームに得点を許し、その結果敗れてしまうことを言います。
  • 申告敬遠とは?投手が特定の打者に対しての敬遠を申請する制度で、球審がそれを認めることによって実施されます。

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