この試合でオリックスは、7月の終わりを盛況に締めくくった
オリックスの4番打者、杉本裕太郎外野手(34)は、攻守で目立った存在感を示した
特に、4回の守備では右翼でのダイビングキャッチが際立っており、相手の攻撃を2点に抑える要因となった
試合が2-2の同点の5回には、二死二塁の場面で今井の高めの直球を捉え、タイムリーヒットを放った
「コンパクトに打ちにいきました
良い投手で難しいんですけど、1本出てよかった」と、勝利に貢献した笑顔を見せた
杉本は7月に入って、打率が1割台と苦しんでいたが、29日に神社にお参りしたことが吉報を引き寄せた
その日に9号2ランを放ち、さらにこの試合でも重要な一打を記録
「汗びしょびしょになりながら行って
前回も(打撃が)おかしくなったときに行って、そこから良くなった
おかしくなったらまた行こうかな」と、話す杉本の言葉には信仰心が感じられる
オリックスの打線は、機動力を発揮し、さらに相手のミスを活用して、今井投手から今季最多となる6得点を挙げた
1番打者の広岡選手も力強く、4安打と2盗塁を記録し、その役割を果たしていた
この日、オリックス打線は2試合連続で2ケタ安打を記録し、攻撃の勢いが復活した
今年のチームを率いる岸田監督も「2つ取れたのは大きい」と選手を称賛した
オリックスは、1日から本拠地で2位の日本ハムとの3連戦を控えている
猛牛軍団は、勝ち続ける姿勢を崩さず、さらなる奮闘が期待されている
寺西投手のコメント:「6回までいけたのは1歩成長
ストライク先行でいけたのは良かった」と振り返った
オリックスが西武に勝利したことで、チームの士気が高まると同時に、選手個々の成長が見られる試合でした。特に杉本選手や寺西選手の活躍が目立ち、今後の試合への期待が膨らみます。信仰心を持ち続ける杉本選手の姿がファンに勇気を与え、強いチームへと繋がることでしょう。
キーワード解説
- ダイビングキャッチとは?:野球における守備技術の一つで、外野手が飛び込んでボールを捕球する動作のことです。
- タイムリーヒットとは?:ランナーが得点可能な状況でのヒットのことを指し、このヒットにより得点が入ると非常に重要です。
- 打率とは?:選手が打席に立ってヒットを打つ割合を示すもので、成績の重要な指標となっています。

