中日、延長戦で巨人を下しサヨナラ勝ちを収める
◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 中日 7×6 巨人＝延長10回＝（31日・バンテリンドーム） 中日が延長10回の熱戦を制し、巨人に勝利を収めたこの試合では、巨人が先制に成功したものの、守護神ライデル・マルティネスが追いつかれ、延長戦へ突入した
新ルーキーの森田駿哉が初登板を果たしたが、痛恨の守備エラーが影響し、最終的にサヨナラ負けを喫することとなった
試合は、初回に巨人が先頭の丸が右中間に二塁打を放ち、1死三塁の場面で泉口が犠牲フライを打ち、先制に成功した
しかし、3回には中日が井上の適時打により同点に追い付く
続く4回には、巨人の甲斐が左翼席へ3ランホームランを放ち、一時はリードを奪ったが、すぐさま中日の新外国人・チェイビスが2ランホームランを打ち返し、点差を詰めた
その後も試合は拮抗した展開が続き、巨人は6回に追加点を加えたが、9回に守護神のマルティネスが2ランホームランを浴びて同点にされる
延長10回、巨人の新星・森田がマウンドに上がったが、エラーが絡みピンチを招く
最終的にボスラーの犠飛により中日がサヨナラ勝ちを収め、一日で再び借金生活に戻る結果となった
この試合は多くのドラマを生んだ。巨人は先制しながらも、守護神が同点に追いつかれてしまった。特に、新人の森田選手が初登板を果たしたことは注目されたが、守備エラーが試合を大きく左右した。双方のチームが勝利を目指した結果、見応えのある試合となったことは間違いない。
キーワード解説
- 延長戦とは？ 試合が同点の状態で終了した場合、両チームが勝利を収めるために行う追加のイニングが延長戦です。
- サヨナラ勝ちとは？ 試合が終わる直前に得点を挙げ、相手を負かすことを指します。特に直接の得点で勝利することが「サヨナラ」と呼ばれます。
- 守護神とは？ 試合の最後に登板する投手を指し、通常は試合を締めくくる役割を果たします。
