日本ハム・伊藤大海、7回無失点も納得できず

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◇日本ハム9―0オリックス(3日・京セラドーム大阪) 2025年プロ野球シーズン、北海道日本ハムファイターズがオリックス・バファローズに対し、9対0で快勝

日本ハムのエース、伊藤大海はこの試合で重要な役割を果たすも、自身のパフォーマンスには満足していない様子だった

伊藤は試合後に「自分が求められている仕事は全くできていないので、いい気持ちではないです」と述べ、快勝にもかかわらず悔しさを滲ませた

彼は走者を背負いながらも無失点に抑えたが、その成果は114球を投げた6回でのものだった

伊藤の投球は、両リーグで20完投の記録を持つチームにとって、エースとしての威厳を示すには物足りなかった

試合を見守る中で、伊藤は3回以降「がむしゃらに投げることを封印」する決意を固めた

彼は状況に応じてテンポを変え、走者がいない状況では力を抜き、得点圏ではギアを上げて三振を奪う戦略を採用した

特に、中川圭太選手に対してはサイドスロー気味のフォームを試し、様々な投球スタイルに挑む「遊び心」を持つことができた

昨年7月には同じオリックス相手に6回で6失点した伊藤だが、今回は粘り強さを発揮し無失点に抑えた

試合後は「全力で投げていると点を取られることがある

今日のように軽快に投げている方が点を取られなかったりする

その中で野球の面白さを感じた」とも語り、新たな投球スタイルへの試みが彼にとっての収穫であったことが伺える

これからもリーグ戦は続き、首位を争うソフトバンクとのマッチレースが繰り広げられる

伊藤の成長はその勝敗に大きな影響を与えるであろう

伊藤大海選手が快勝にもかかわらず、自身のパフォーマンスに不満を持つ姿勢は、プロ野球選手としての真摯な姿勢を表しています。彼の悔いをバネにして、今後の成長を期待するファンは多いでしょう。特に、異なる投球スタイルへの挑戦は、今後の試合でも注目される点です。
キーワード解説

  • エースとは? エースは、野球チームにおける最も信頼される投手のことで、試合の大事な局面で登板することが多い。
  • ファウルとは? バッターがボールを打ったが、フェアエリアに落ちず、アウトにならずに残るボールのこと。
  • テンポとは? 投手が投球する際のリズムを指し、速さや間隔を調整することが試合の流れに影響を及ぼす。
  • 三振とは? バッターが投球に対して振り掛けず、ストライクを3回取り、アウトになること。
  • サイドスローとは? 投手が横からボールを投げる投球スタイルで、投球の角度や変化球に影響を与える。

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