シーズン最初の31試合に登板し、パシフィック・リーグの中でトップの24ホールドを記録
防御率は驚愕の1.19を保持し、まさに“無双状態”だ
昨シーズンは、50試合に登板した後、右肩の負傷によりシーズンを終えることとなり、その経験から悔しさをバネにして今季を迎えた
「あの悔しさを持って、ずっとやっていますね」と松本選手は語り、その決意を示している
クールなピッチングスタイル
松本選手は7月21日の埼玉西武ライオンズ戦で8回に登板し、たった3球でスリーアウトを取る“超省エネピッチング”を披露した彼は「自分でも投げているボール自体は、もう真ん中の真っ直ぐでしかないので、“3人で終われた”っていうところは、本当に良かったかなと思います」と自身の投球に満足感を示した
野球解説者の池田親興氏は、松本選手の現在のピッチングについて「昨年までのプレーと比べて、コントロールの質が非常に向上している」と評価し、変化球の精度向上が今の成績に繋がっていると指摘した
リハビリの影響
昨シーズン終盤、松本選手は右肩を傷めて戦線を離脱したが、シーズンオフに行ったリハビリは順調で、開幕には間に合った「肩の不安はない」と語る松本選手ではあるが、球団は慎重な起用を続けている
彼もまた「今年は我慢の1年かなと思う」と述べ、無理をせずしっかりとプレーを続ける姿勢を強調した
松本裕樹選手のリハビリからの復帰は、多くのファンにとって心強いニュースです。中継ぎとしての安定感を保ちながら、チームの勝利に貢献している姿は魅力的です。特に彼の“クール”なピッチングスタイルや、余裕のあるマウンドでの動きは、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。シーズンを通じて無理をせず、ベストな状態を維持し続けてほしいですね。
キーワード解説
- ホールドとは?:ホールドとは、野球において中継ぎ投手が試合のリードを守りながら登板した場合に付けられるポイントのことを指します。これにより、投手陣がどれだけ試合を支えているかがわかります。
- 防御率とは?:防御率は、投手が与えた自責点の数を投球回数で割り、その値を9倍したものです。この数値が低いほど、投手が優れた成績を残していることを意味します。
- リハビリとは?:リハビリとは、怪我や病気から回復するために行う治療やトレーニングのことを指します。選手にとっては、コンディションを整え、復帰を目指すために重要なステップです。

