ソフトバンク石塚綜一郎選手、ファームでの奮闘と初本塁打への挑戦

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福岡にあるみずほペイペイドームで行われたウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦で、ソフトバンクの石塚綜一郎捕手(24)が初本塁打を放つ喜びを味わった

昨年7月に支配下登録を果たした石塚選手は、今季1軍では22試合に出場し、打率・208という厳しい戦績で苦戦している

石塚選手は高校時代に学業成績がクラス1位だったことでも知られ、今シーズンの再昇格を目指して、打撃の改良に取り組んでいる

彼は7月末の2軍戦で嬉しい“初本塁打”を記録し、試合後のヒーローインタビューでプロの世界での夢を語った

早出練習と成長の軌跡

支配下登録からの1年で、彼はより多くの1軍選手と接するようになり、その影響から行動が変わった

特に、先輩選手たちの早出練習を見て自分も早く球場に到着することが重要だと気づいた

石塚選手は昨季後半から積極的に早出打撃練習を取り入れ始めた

1軍と2軍の差

今季、デーゲームでは打率・063と苦戦を強いられているが、ナイターでは打率・281を記録し安定感を見せている

この差について石塚選手は「ナイターは試合前にバッティング練習を多くできているから安心感がある」と分析している

打撃改善への取り組み

「1軍と2軍で同じスタンスでは打てない」とし、7月22日に登録抹消された後は“ボール球を振らない”ことを強く意識している

彼は以前は真っすぐを引っ張るようなスイングをしていたが、現在はセンター方向を意識している

このような変化を通じて、昨季の経験を踏まえている

過去を振り返りつつ未来を見据える

石塚選手はプロ6年目を迎え、自らの成長を実感しつつも、さらなる向上を求めている

彼は高校時代に驚くべき成績を残しており、野球と同様に勉強にも励んだ

測量士補の資格を取得するなど、努力を重ねてきた

初本塁打の喜び

7月30日のウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦で記録した初本塁打は、大きな自信となり、その後のヒーローインタビューで「1軍でこのみずほペイペイドームでホームランをたくさん打ちたい」と力強くコメントし、観客の大きな拍手を受けた

再び1軍の舞台で活躍する日を目指し、彼は努力を惜しまない

ソフトバンクの石塚選手は、ファームでの課題克服に向けた取り組みや、初本塁打の喜びを通じて成長を実感しています。1軍での厳しい日々の中でも、自らの課題に挑戦し続ける姿勢は、多くのファンに希望を与える存在となるでしょう。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?:プロ野球において、選手がチームに所属し、そのチームの一員として試合に出場可能になることを指します。
  • 打撃練習とは?:バッターが打撃技術を向上させるための練習です。通常、トスバッティングやティーバッティングを行うことが多いです。
  • ボール球とは?:ストライクゾーン外に投げられるボールのことです。バッターは基本的にこれを振らないように心掛けます。

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