新庄監督、セ・リーグの指名打者制導入に賛成の意を示す

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日本ハムの新庄剛志監督(53)が、5日に行われた試合前の記者会見で、セ・リーグによる指名打者制度(DH制度)の導入についての見解を述べた

4日に開催されたセ・リーグの6球団理事会では、アマチュア野球や国際大会での指名打者制の普及を受けて、27年シーズンからこの制度を本格的に導入することが決定された

新庄監督は、新ルールの導入時期に対して「遅いっすね」と冗談を交えながら苦笑しつつ、「セ・リーグはセ・リーグでDHがない面白さがあるので」と、その独自の特徴を重視する姿勢を示した

さらに、彼は指名打者制度を試してみた後、元に戻すことも提案し、「パ・リーグがDHなしで3年間など試してみれば、日本シリーズもさらに面白くなるのでは」と述べた

指名打者制度に対してはほぼ賛成の立場を示し、「DH制度の方が面白い」と付言した新庄監督

「ピッチャーが打席に立つと、ヒットを打っても走ることがないため、エキサイティングさが失われるのが嫌」とし、選手層を最大限に活かすためのルール改正に期待を寄せている

また、投手が打席に立たず、その役割に集中することで、より質の高いプレーが実現するとの展望も示した

この発言からは、現場で選手を指導する立場である新庄監督の選手育成に対する考え方が伺え、セ・リーグの意思決定を歓迎している様子が伝わってくる

新庄監督の指名打者制度に関する発言は、野球の戦略や選手育成において重要な視点を提供しています。指名打者制の導入によって、試合の戦略が変わり、観客もより興奮する展開を楽しめる可能性があります。また、ピッチャーが打席に立たずに打球に集中できることは、選手自身の成長にも寄与するかもしれません。これらの意見を受けて、今後のプロ野球におけるルールの変化がどのように進むのか注目されます。
キーワード解説

  • 指名打者制とは?:指名打者制は、特定の選手が投手の打席に立つ代わりにバッティングを行う制度です。この制度により、投手は打席に立たずに主に投球に集中することができ、また打撃力のある選手を起用できるため、試合の展開や得点パターンが多様化します。
  • エキサイティング感とは?:エキサイティング感は、試合やイベントの興奮や感動を示す言葉です。スポーツの試合においては、特に劇的なプレーや予期せぬ展開などが観客に強い興奮を与え、より観戦の魅力を高める要素となります。

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