3回に柳が追いつかれた
8回に藤嶋が逃げ切りに失敗した
そして、延長10回に橋本がやられた
その全てに近本がからんでいた
「ボール球でもいいんで、とにかく打とうといきました」と近本選手はコメント
3回の2死二塁で放った左中間へのタイムリーが打撃の起点となった
6回にも一打席でピンチを切り抜ける活躍を見せたが、8回には「初球からいっちゃおう」という意志で藤嶋投手から右越え二塁打を決め、佐藤輝選手が同点のホームを踏む場面を演出した
最後は延長10回、橋本投手からの打席で三遊間を抜けるヒットを放ち、1死満塁から大山選手の押し出し死球を引き出し、決勝点をもたらした
中日はこの試合で7勝7敗となり、首位を独走する阪神に対して互角以上の戦いを挑んだ
しかし、近本選手を封じ込めることが重要であった
試合開始前、中日の打率は球団別ワーストの1割9分（58打数11安打）
バンテリンドームナゴヤに限定すると、その打率はさらに低く、1割5分6厘まで落ち込んでいた
今試合において近本選手は4安打1打点、2得点の成績を残し、中日は引き続き苦手意識の払拭を図るコースとなった
打率もリーグトップの2割9分2厘に達しているが、「まだ8月6日です！」と自己過信を避ける姿勢を見せた
中日の戦略を考えると1点差で逃げ切るしかなかったが、藤嶋投手と橋本投手の継投が失敗し、大きな痛手となった
彼らの表情からは、連敗の痛みとともに試合の厳しさが伝わってきた
今回の試合では、阪神の近本選手が大いに活躍し、チームを勝利に導いたことが特筆されます。中日戦では近本選手が数回にわたりチャンスを生み出したため、彼をいかに封じ込めるかが中日チームのカギとなっていました。試合を通して彼の存在感と攻撃的な姿勢が、連敗脱出に大きく貢献しました。このような選手の活躍が続くことは、今後の試合においても阪神にとって重要な戦力となるでしょう。
キーワード解説
- タイムリーとは？：試合の中で走者が得点できるヒットのことを指し、その打球が得点に直接結びつく場面で特に重要とされる。
- 押し出し死球とは？：打者が投手からのボールに当たって、故意でなくとも出塁が認められる状況を指し、走者が一つの塁を進むことができるルールである。
- 継投とは？：ピッチャーが試合中に交代することを指し、リリーフ投手を起用することで試合の流れを変えようとする戦術である。
