彼は6回途中で1失点という好投を見せましたが、後を継いだ投手・船迫の失点により試合は同点に終わり、日米通算199勝目を逃しました
田中将の現在の通算勝利数は198となります
この試合での田中は、今季4度目の登板で成績は1勝1敗、防御率は9.00と苦戦中です
前回の5月1日・広島戦では、わずか3回で8安打3失点(自責点は3)を喫し、勝ち負け無しに終わっています
一方、ファームでの成績は良好で、12試合に先発し4勝2敗、防御率3.46という数字を残しています
この日、田中はこれまでの3試合とは異なり、捕手に岸田を迎えました
試合は初回から田中が急速にリズムを整え、1番・太田を1球で中飛、2番・岩田を遊ゴロ、3番・内山を二ゴロに打ち取り、立ち上がりをわずか6球で三者凡退に抑えました
2回には、4番・村上に対してインコースを攻め、スプリットで空振り三振を奪い、続く打者も抑えました
打線の方は2回まで得点が奪えずにいましたが、3回には先頭打者として田中が左中間への二塁打を放ち出塁
田中の安打は通算5本目で、4年ぶりの二塁打です
この出塁を契機に、田中は自らの得点でチームを先制に導きましたが、4回にはオスナに適時打を許し、同点に追いつかれます
試合は進行し、5回表には田中がピンチを間一髪で切り抜け、5回裏では再びチャンスを作り、丸の犠飛で勝ち越しに成功
しかし、田中が6回途中まで投げたところで交代が決まり、その後、船迫が被安打を許して同点とされ、田中の勝利は泣き所となりました
14年ぶりの出場で期待がかかっている田中にとって、この試合は今季のプレーの重要な一歩だったと思われます
今回の巨人対ヤクルト戦は、田中将大選手が素晴らしい投球を見せるも勝利には至らなかった試合でした。田中の投球内容は特に評価され、ファンも期待する姿が伺えました。しかし、後続投手の失点により、ついに勝ち星を手にすることはできず、今後のリベンジに期待がかかります。
キーワード解説
- 先発投手とは?試合のスタート時に投げる主な投手のことを指し、その試合の流れを大きく左右します。
- 防御率とは?投手がどれだけ得点を許したかを示す指標で、数字が小さいほど投手の実力が高いことを意味します。
- 適時打とは?走者がいる状況でのヒットで、その打球が走者を得点に導く場合のことを指します。

