試合は2対1で迎えた六回、2死一、二塁の場面で降板
しかし、後を継いだ船迫投手が同点打を許したため、田中は日米通算199勝目の権利を逃す結果となった
試合の詳細
田中は6回で3安打、3奪三振、4四球の成績を残し、2失点で登板を終えた試合開始直後は好調で、三回まで一人の走者も許さない投球を見せつけていたが、四回にオスナに同点打を浴び、五回には2死満塁のピンチを迎える
しかし、内山をスプリット（分かれ球）で空振り三振に打ち取るなど、持ち味を生かした投球を展開した
復帰への道のり
田中は5月2日に2軍降格し、その後約3カ月間、若手選手と共に練習を重ねてきた彼は「気持ちが切れそうになったことは全くない」と、自身の精神面の強さをアピールし、フォームや球質、思考を徹底的に見直してきたことが奏功した
信頼の証
北海道の駒大苫小牧高時代から19年が経過し、当時の剛腕は今も健在真夏の暑さにも負けず、104球を投じた彼の姿が次の白星へと繋がることが期待される
今回の田中投手の登板は、彼の成長を示す良い機会でした。降板は残念でしたが、自身の力を示す場面が多くあり、次の登板に対する期待が高まります。これからも彼の活躍から目が離せません。
キーワード解説
- スプリットとは？：スプリットは投手が投げる変化球の一種で、ボールが急激に落ちる特性を持っています。打者にとっては取りにくい球で、空振りを誘うことができるため、効果的です。
- 奪三振とは？：奪三振は投手が打者を三振に打ち取ることを指します。これにより投手は自分の投球の制圧力を示すことができ、チームに与える影響も大きくなります。
