巨人がDeNAを圧倒、今季最多の18安打で12得点を記録

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<DeNA 2-12 巨人>◇8日◇横浜 巨人は“真夏の覚醒”を見せ、DeNAに圧勝した

試合では先発野手全員が安打を記録し、今季最多の18安打と打撃陣が大暴れした

これは3月29日の開幕2戦目であるヤクルト戦以来、99試合ぶりの2桁得点

苦戦を強いられていた得点力不足に悩む阿部慎之助監督(46)は、「逆に何も(話すことが)ない」と微妙な表情を浮かべ、大味な試合を振り返った

先発の山崎伊織投手(26)も味方の大量得点に支えられ、危なげなく9勝目を挙げた

打線の好調が続く巨人

巨人の打線は、1回2アウトから佐々木選手の中前打が起点となり、続くキャベッジ選手が左前適時打を放ち、幸先よく先制した

さらに甲斐選手が安打、中山選手も四球で出塁し、満塁の場面でリチャード選手が左前に2点適時打を放ち、初回に3点を奪ったのだ

対戦相手のDeNA先発、ジャクソン選手はここまで防御率1.69を誇っていたが、巨人の打撃陣はその防御をあっさりと崩した

追加点を狙う巨人

その後、2回と3回は続けて3者凡退となり、これまでのパターンが続くかと思われたが、4回には相手に1点を返される形となった

しかし、1死一塁の場面で門脇選手が右翼二塁打を放ち、二、三塁のチャンスを作り出す

丸選手の右犠飛で再び3点差に広げ、続く佐々木選手が右越えに2点適時三塁打を放ち、相手の戦意を消した

試合の終息と今後

巨人は6回に6安打4得点、7回も3安打2得点と手を緩めることなくリードを広げた

阿部監督は困惑しつつも、「こういう大味な試合の後の方が大事だから、みんな忘れて明日、もう1回頑張ってほしい」と短いコメントを残した

今季最多となる18安打で、99試合ぶりの2桁得点は今後に向けた良い思い出として、忘れずに次に繋げていく必要がある

今後の展望
この真夏の9連戦で巨人は4試合を終えて3勝1敗、3位DeNAとの初戦を先勝したことで1.5ゲーム差に詰め寄った

ペナントレースも101試合を消化し、首位の阪神とは11ゲーム差で離されているが、1点も大事、1勝はもっと大事であり、久しぶりの大量得点にも浮足立つことなく虎の背中を追い続けたい

今回の試合では、巨人が圧倒的な打撃力を発揮し、今季最多の18安打で12得点をあげることができました。打線が好調であったことは頼もしいですが、今後もこの調子を保ちつつ、さらなる勝利を目指してほしいと感じます。
キーワード解説

  • 得点力不足とは?チームが試合で得た得点が相手の得点に比べて不足している状態を指します。
  • 安打とは?バッターがボールを打って一塁に安全に到達することを指し、ヒットとも呼ばれます。
  • 戦意とは?勝つために戦う気持ちや目標への意欲を示す言葉です。

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