阪神がインドネシアで野球教室を開催、未来の選手たちと交流

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阪神タイガースは9日、インドネシアの子どもたちを対象にした野球教室を実施しました

今回の教室には野球の普及を目的とした参加者が集まり、阪神のOB選手であり、名誉的な役割を持つ秋山BA(ベースボール・アンバサダー)や、陽川アカデミーコーチ、江越アカデミーコーチが共に指導にあたりました

このイベントでは、2024年に開催予定の「第1回アジア甲子園」の出場者から選ばれた13選手と約2時間半にわたり交流し、技術指導や親睦を深めました

参加者たちは前日の8日に行われた夏の甲子園を現地で観戦し、その熱気を直に体験しました

「アジア甲子園」は、元巨人の選手である柴田章吾氏が代表理事を務める一般社団法人「NB.ACADEMY」が主催する国際大会で、日本の高校野球の熱狂や感動をアジア全域に広めることを目指しています

この大会では、甲子園で築かれる伝説や感動のドラマをアジアでも再現し、異文化交流を図るとともに、野球の普及を目指しています

すでに今年の12月には第2回大会の開催が決まっており、詳細は近日中に発表される予定です

柴田氏は「日本の甲子園は100年の歴史を持ち、みんなが行きたい場所

アジアで野球をやっている選手たちがこの大会で優勝を目指してほしい」と、その将来図を描きました

秋山BAは「言葉の壁はあれど、より野球を楽しんでもらえたと思う

普段とは違った充実感があった」とコメント

参加したインドネシアの選手、ゲルハルド ナザニエル ウン選手は「こんな機会は貴重です

秋山さんから反復練習の重要性を教わり、大変勉強になりました

将来は野球の通訳者になりたい」と夢を語りました

今回の阪神の野球教室は、インドネシアでの野球の普及に向けた重要な一歩です。選手たちと直接交流し、技術を教えることで、彼らの未来が広がります。このような活動を通じて、野球の魅力をアジア全域に伝えていくことが期待されます。
キーワード解説

  • ベースボール・アンバサダーとは?:野球の普及を目的として、特定の地域や国で野球活動を推進する役割を持つ人物のこと。
  • アジア甲子園とは?:日本の高校野球の文化をアジア全域に広めるための国際大会であり、参加者同士の交流と野球の普及を目的としている。
  • 反復練習とは?:同じ動作や技術を繰り返し行うことを指し、体にスキルを定着させるために非常に重要なトレーニング手法。

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