この結果、広島は順位を5位に下げ、チーム状況が厳しくなっています
先発投手の森下暢仁選手(27歳)は、6回を投げて2失点(自責点1)という成績ながらも、これで8連敗
現在、両リーグワーストとなる13敗目(5勝)を喫しました
森下選手は6月13日の日本ハム戦以来、白星から見放されていますが、この日の試合では不運なエラーが影響しました
初回、二死一、二塁の場面で、相手バッター・ボスラーの打球を捕球し損ねた坂倉選手のミスがあり、その後ボスラー選手にヒットを許して先制点を与えてしまいました
さらに、5回にも再びボスラー選手に適時打を浴びてしまい、0-2の状況が続きました
森下選手は、「初回のミスでこうなったのは自分の責任です」と試合後にコメントしており、試合の流れを変えられなかったことを悔やみました
広島打線も中日の先発投手・高橋宏選手に抑え込まれ、6回までわずか2安打
7回では一死満塁のチャンスを逃し、結局8回、9回も無得点で試合は終了しました
特にこの試合は対中日戦でロースコアが多いだけに、初回のエラーが余計に悔やまれます
クライマックスシリーズ出場を目指す広島にとって、エースとしての森下選手の復活が必須です
果たして、この長いトンネルをいつ抜け出せるのか、ファンの期待が寄せられています
今回の試合は、エラーが試合の結果に大きな影響を及ぼしました。エースである森下選手が好投しても、野手のミスがあると勝利は遠のいてしまいます。チーム全体が一つになることが求められ、そのためには各選手が自分の役割を全うする必要があります。
キーワード解説
- 先発投手とは?:試合で最初に登板してピッチングを行う投手のことです。試合の流れを大きく左右する役割を担っています。
- 自責点とは?:投手が自らのエラーなどで失点を許した場合、その失点を指して自責点と言います。投手の成績に影響を与えます。
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球の postseason にあたるプレーオフの一つで、リーグのトップチームが日本シリーズ出場権を争います。

