DeNAの藤浪晋太郎投手、初の1軍先発へ向けて登板の可能性高まる

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横浜スタジアムで行われた1軍の試合前練習に、DeNAの藤浪晋太郎投手(31)が合流した

藤浪は、8月11日から始まるヤクルトとの3連戦において、移籍後初の先発登板を果たす可能性が高まっている

藤浪選手は、8月6日に行われたイースタン・リーグの巨人戦で移籍後3度目の先発を務めたが、その結果は厳しいものであった

4回途中で3安打7四死球5失点という成績で降板し、再び2軍での調整が必要とされた

しかし、10日の巨人戦に予定されていたトレバー・バウアー投手(34)が腰の違和感で出場を見送るため、急遽藤浪選手が1軍に昇格する形となった

前回の登板のあと、投手コーチと共に実施した合同ミーティングでは、微妙なズレがあったとの分析がなされており、小杉投手コーチは藤浪選手の次回登板に期待を寄せている

藤浪は、22年オフに阪神からポスティングシステムを利用してアメリカのアスレチックスに移籍、その後オリオールズを経てメッツ傘下でプレーした

アメリカでの通算成績は63試合出場で7勝8敗、防御率7.18と振るわず、2024年にはマリナーズとマイナー契約を結び、21試合で2勝1敗、防御率5.79という成績を残している

藤浪投手はNPBへ復帰後、189試合の登板経験があり、日本人メジャーリーガーの中で最速の102.6マイル(約165.1キロ)を記録した右腕の潜在能力が注目されている

入団会見では「長いイニングでも短いイニングでもできると思っている

チームに貢献したい」と意気込みを見せた

藤浪晋太郎(ふじなみ・しんたろう)
1994年4月12日、大阪府出身

大阪桐蔭高校時代に甲子園で春夏を制覇

2012年ドラフト1位で阪神に入団し、翌年にはセ・リーグの高卒新人として2桁勝利を達成

その後、メジャーリーグでも経験を積んできた

現在は197センチ、98キロの体格を活かし、DeNAで新たな挑戦を続けている

藤浪選手の1軍昇格は、彼のキャリアにとって新しいスタートとなる可能性があります。特に、メジャーでの経験を活かした活躍が期待される中で、コーチ陣の期待も高まっています。これからの試合でのパフォーマンスが注目されています。
キーワード解説

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