阪神エース・才木が完投勝利、チームの連勝を引き寄せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇セ・リーグ 阪神5―2ヤクルト(2025年8月10日 京セラD) 阪神タイガースの先発投手、才木浩人選手が8月10日に行われたヤクルト戦で、魂を込めた熱投を見せ、完投勝利を収めた

126球目の攻防で最後の打者、代打・増田を三ゴロに打ち取り、ようやく安堵の表情を浮かべた

チームメートの坂本選手と肩を組み、今季3度目の完投勝利を達成し、自身初の2年連続2桁勝利(5敗)に到達した

才木選手は試合後、「中継ぎ陣が頑張ってくれたので、最後まで投げられるところまで投げたいと思った」と語った

試合の初回から全力投球で臨み、彼の特徴である150キロ超の力強い直球を活かし、5回までは無失点という素晴らしい投球を展開した

6回には先頭の代打・北村恵選手に左翼スタンドへソロホームランを打たれるも、その後は持ち直し、7回と8回は無失点に抑えた

9回には連打を浴びて1点を失ったが、最終的に2失点で完投を果たし、「疲れましたが、充実感がある」と感想を述べた

この日の登板は今季初の日曜日で、阪神タイガースはこれで日曜日10連勝(18勝8敗)となった

また、京セラドームでのヤクルト戦は通算2戦2勝となった

昨年も10勝を達成したのが、同じく京セラドームのヤクルト戦だったこともあり、特別な意味を持つ試合となった

藤川監督も「今日に関しては才木に渡したいゲーム」と期待を寄せていた中、彼は強い信頼に応える結果を出した

さらに、毎年開催される「同学年会」では、佐藤輝選手や村上選手らと一緒にキャンプの合間に楽しいひと時を過ごすなど、良好な人間関係を築いている

このような経験が、彼のプレーにも良い影響を与えていると考えられる

彼自身は「投打で引っ張っていけているのは良いことだと思う」と語り、仲間と共にチームを牽引する意気込みを示した

高卒9年目を迎えた26歳の才木選手は、7月以降は6試合で5勝(1敗)と絶好調

今後の試合でも彼の活躍が期待されている

今回の才木選手の完投勝利は、彼の投球力のみならず、チーム全体の士気を高める結果となりました。連勝中のチームの中でエースとしての役割がより強調され、今後の試合でも彼の存在が重要であることが改めて認識されました。これからの試合でも期待します。
キーワード解説

  • 完投とは?:ピッチャーが試合の全てのイニングを投げきることを指します。これにより、リリーフピッチャーを使う必要がなく、チームにとって戦術的なメリットがあります。
  • 150キロ超の直球とは?:速球の一種で、150キロメートル以上の速度で投球されるボールです。この速さはプロの選手にとって非常に重要な武器となります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。