岸は試合の早い段階から安定した投球を見せ、4回まで1安打無失点という素晴らしい立ち上がりを見せた
その後、5回にはデービス、外崎の連続本塁打で同点に追い付かれたが、6回には味方打線が勝ち越し点を挙げるなど、岸の努力も実を結んだ
岸はマウンドを降りる際に「満足はしていないけれど、リードした状態で後ろの投手に渡せたのは十分だと思いたい」と語り、チームのために戦った姿勢を見せた
しかし、試合終盤に訪れた逆転劇が、楽天の勝利を逃す結果につながった
試合は、楽天が2点リードのまま9回を迎えた
しかし、守護神の則本が押し出しを含む3四球を与え、同点に追い付かれ、延長戦突入となった
延長10回には鈴木翔が2四球をもらい無死満塁のチャンスを作ったが、2死後に外崎にサヨナラ打を許してしまう
これによって楽天はサヨナラ負けを喫し、岸は今季6勝目を手にすることはできなかった
この試合は岸の安定した投球が見られた一方、リリーフ陣の制球難が目立ちました。経験豊富な選手が多い中で、チーム全体のパフォーマンスが求められます。特に、則本選手の9回の四球は勝利を逃す要因となり、これからの試合での改善が期待されます。
キーワード解説
- 守護神とは?守護神はプロ野球における最終回で登板することが期待される投手のことで、特に勝利を狙う局面での重要な存在です。
- 四球とは?四球は、投手が打者にボールを4回投げてストライクが1回も入らない場合に、その打者が無条件で一塁に進めることを指します。

