阪神・石井大智投手が大記録へ挑む中、雨天での練習に参加

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの石井大智投手(28)が、プロ野球記録に迫る39試合連続無失点まであと1試合となった

8月11日、雨天で試合が中止となったため、マツダスタジアムの室内練習場で指名練習を行った

連続無失点記録の達成に向けて、冷静に練習に取り組む姿が印象的だ

石井大智の練習内容

今回の練習は主に先発投手陣を中心としたもので、普段より少人数のチームバスから石井が降りてくると、「いつも通りです

基本的にシーズン中で動かさない日はない

動いていないと不安になる」と語った

彼は、猛暑の中、体を完全に休めることなく練習に参加した

雨天中止の影響

9連戦の中で迎えたこの雨天中止は、チームにとって恵みの雨とも言える

特に野手たちにとっては休息の時間となったが、石井は「僕自身は変わらない」と淡々としており、登板の状況も気にしていない様子が伺えた

過去の記録との比較

石井は、先日ヤクルト戦で藤川雅史監督が持つセ・リーグ最長記録の38試合連続無失点を達成した

この記録は2006年に打ち立てられたもので、次なる目標は2021年に西武の平良が樹立したプロ野球記録、39試合連続無失点である

「あんまり考えていないです

チームが勝てばいい」と記録への特別な意識は薄い

次回登板への準備
石井はこの日の練習で約1時間、キャッチボール、ダッシュ、チューブを使ったトレーニングを行い、それに加えて「可動域のチェックをして、筋肉の収縮も重視する」と次回登板に向けた体の準備を整えた

また、暑さを考慮して、普段は上げていないソックスを上げる新しいスタイルも見せた

大記録に迫る中でも、泰然自若として自分の仕事を全うしていく石井投手

その姿勢は、チームの信頼を得る要素ともなっている

石井選手のストイックな姿勢は、プロ野球選手として大変素晴らしいものです。記録に固執せず、チームとしての勝利を優先する姿勢は多くの選手が見習うべき点だと思います。また、酷暑の中で快適な格好を模索する姿にも、選手としての柔軟さが感じられます。
キーワード解説

  • 無失点記録とは? 投手が無失点で抑え続けること。失点が出ないことが評価される。
  • セ・リーグとは? 日本のプロ野球で、セントラル・リーグの略称である。
  • 連投とは? 同じ投手が続けて試合に出場すること。疲労の蓄積が懸念される。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。