巨人・岸田、キャリアハイのホームランで試合を支配

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◆JERA セ・リーグ 巨人5―0中日(12日・東京ドーム)巨人の岸田行倫捕手(28)が東京ドームで行われた中日戦で、素晴らしい打撃を披露し、その活躍でチームに大きな貢献を果たした

この日は追い込まれてから指二本分短く持ったバットをコンパクトに振り抜き、打球はそのまま左翼席中段へ飛び込むホームランとなった

3回2死二塁の場面でフルカウントからの6球目、内角の143キロの直球を見事に捉え、2点を追加した

「キャベッジが適時二塁打を打った後だったので、少し楽に入れました

1球で仕留められて良かったです」と岸田は試合後にコメント

今シーズンキャリアハイとなる5号2ランは、試合の主導権を一気に引き寄せるものであった

現在、岸田は得点圏打率3割5分7厘(42打数15安打)をマークしており、チーム内での打撃力は圧倒的である

スタメンマスクとして活躍する岸田は、11試合連続で5番に起用され続けている

阿部監督は「だからこそ5番に入れていますし、彼がいい働きをしてくれているのは間違いありません」とたたえる

特に、同じ年に生まれた左腕の森田を再び力強く援護した点も目を引いた

森田がプロ初先発したヤクルト戦では、彼を支える役割を果たし、見事に決勝点を奪う活躍を見せた

昨年2月の春季キャンプ以来となるバッテリーでの息もぴったり

岸田は、「めっちゃよくなってますね」と森田の成長を実感している様子がうかがえた

また、今年2月にはキャンプで集まり、海鮮居酒屋で野球談義に花を咲かせた友人同士でもある

岸田は「彼は絶対に抑えてやろうという気持ちをもっている」と森田への信頼の言葉を述べた

5号のホームランによって、岸田は試合で本塁打を放つとチームが5戦全勝という成績を記録している

「長く持てば飛ぶわけではなく、短く持ったからといって飛ばないという感覚はありません

ホームランバッターではないので、満足することなくしっかりと続けていきたい」と謙虚な姿勢を示した

開幕時には控え捕手であったが、現在は中軸に定着している岸田の活躍は、チームの優勝争いにも大きく寄与しているといえる

岸田選手の活躍は、チーム全体の士気を高めただけでなく、特に若手選手にとっては非常に大きな励みになったのではないでしょうか。彼の謙虚さと努力姿勢が、これからの成功にも繋がることを期待しています。
キーワード解説

  • 得点圏打率とは? これは、得点圏(ランナーが scoring position にいる状態)での打者の打率を示します。得点圏の打率が高いことは、チームに得点をもたらす能力が高いことを意味します。
  • フルカウントとは? これは、ボールが3つ、ストライクが2つの状態を指し、次の投球がヒットか三振を生む可能性が高い緊迫した状況です。
  • バッテリーとは? これは、投手と捕手で構成されるチームの重要な部分で、彼らの連携が試合の結果を大きく左右します。

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