桧山氏は、元々選手としての厳しいトレーニング期間を経て、監督とのコミュニケーションが極めて少なかったことを振り返り、「どんなことを話されるのか楽しみだったが、実際にふたを開けてみると全然話してもらえなかった」と述べた
野村監督の育成スタンス
野村克也監督は、選手育成において「非難」「称賛」「無視」という三段階のスタンスを持っていた桧山氏は、このスタンスにおいて自身が「無視」の段階だったことを苦笑しながら語った
これに対し、同僚である新庄剛志氏は、野村監督から「めちゃしゃべっている」と言われるほど活発にやりとりをしていたことから、桧山氏の心情は複雑だった
選手としての再起と成果
厳しい時期を過ごす中で、桧山氏は自身の技術向上を追求し、2001年には初めて打率3割を達成シーズン終了後、野村監督から「おうお前、3割か
4番でがんばって、チームは最下位や
でも、ようがんばった、おめでとう」と評価された
この言葉には、監督の個性的な表現が感じられ、桧山氏も懐かしむ様子だった
本記事は元阪神選手の桧山進次郎氏が野村克也監督との関係を振り返る内容で、感慨深いエピソードを提供しています。選手としての成長や当時の状況を明かすことで、若い世代にも影響を与える内容となっています。
キーワード解説
- 打率とは? 打率は打者が何回打席に立って、何回ヒットを打ったかを計算する数値で、選手の打撃能力を示す重要な指標です。
- 野村監督とは? 野村克也は日本のプロ野球選手であり、監督としても数々の名勝負を演出した著名な人物。選手思いで知られています。

