これまで186勝を記録し、さらなる目標として200勝を掲げる石川選手は、進化を続けるプロ野球選手の姿を見せつけている
ノンフィクションライターの長谷川晶一氏が、石川選手の背中を追った
【選手データ】石川雅規 プロフィール・通算成績・試合速報
二軍生活の中で、考えていたこと
2025年8月7日、石川選手は埼玉・戸田グラウンドで練習に励んでいた試合では6回を投げて3安打2失点という好投を見せたが、巨人戦では勝利を収めることができなかった
この日、石川選手は若手選手たちとともに練習し、笑顔を見せながら声をかけていた
彼は「暑いですよ、本当に
でも、この年になっても野球ができるんですよ
45歳になっても今もなおユニフォームを着て、高校球児のように炎天下で白球を追いかけることができることは素晴らしい」と語る
彼は2001年に自由獲得枠でプロ入りし、その後新人王を獲得
スワローズのエースとして神宮球場のマウンドを守り続けてきた実績を持つ
「僕は若い頃からずっと一軍で投げ続けてきましたが、今はファームから一軍の舞台を目指して、数少ないチャンスをつかむために頑張っています」と石川選手
年齢差がある若手選手たちとの交流は、彼に新たな発見をもたらすという
「長年現役を続けていると、固定観念がついてしまいますが、若い選手たちとキャッチボールをすることで新たな気づきを得ることができる」とも語った
「ここは自分がいるべき場ではないけれど、今はこの場所で全力を尽くす
それが一軍で勝利するための方法だと思っています」と石川選手は締めくくった
石川選手の姿勢は、年齢を重ねながらも新たな挑戦を続ける重要性を教えてくれます。若手選手との交流は彼にとっても新鮮な経験であり、さらに成長する可能性を秘めています。ファーム生活を経て一軍を目指す姿勢は、飽くなき挑戦者の象徴でもあります。
キーワード解説
- 自由獲得枠とは?
- 新人王とは?
- ファームとは?
- マウンドとは?
- 固定観念とは?

