健大高崎の石垣元気投手、甲子園での奮闘とプロ志望を語る

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◇13日 全国高校野球選手権大会2回戦 京都国際6―3健大高崎(甲子園)甲子園の舞台で、健大高崎の石垣元気投手(3年)がドラフト候補としての評価を再確認しました

京都国際との試合で、彼は3点ビハインドの状況から8回に登板し、自己最速に迫る155キロのストレートをマーク

彼が投げた2イニングではわずか2安打を許し無失点と好投しましたが、チームは勝利を収めることができませんでした

試合後、石垣投手は「力んで浮いた球もあり、納得のいく投球ができなかった」と悔しさを見せつつも、「やりきった気持ちが強かったので涙は出なかった」と語りました

彼はセンバツ直前に左わき腹を負傷し、その影響で投球数を抑えての登板となりました

先発の左腕、下重選手とトミー・ジョン手術から復帰した佐藤選手が連続して失点を許したため、チームは後手に回る展開に

青柳博文監督は「リードしてから石垣を投入したかったが、それができなかった」とコメントしています

北海道出身の石垣元気投手は、日本ハムからも視察されており、吉村チーム統括本部長と大渕スカウト部長は彼の将来性を高く評価

特に、大渕部長は「彼はドラフト1位候補としての12人に名を連ねる選手」と明言しました

DeNAの八馬アマスカウティンググループリーダーも、今後の競合の可能性について触れ、「体の使い方や変化球の精度が向上している」との評価を下しました

石垣投手自身は「プロ1本で進む決意だ」とし、甲子園においても高い目標を持っています

高校最後の舞台である9月のU18ワールドカップに向け、「代表に選ばれたら、ドラフト1位で行く力を見せたい」と今後の決意を語りました

健大高崎の石垣元気投手が甲子園で見せたパフォーマンスは、彼のプロ志望をより明確にしました。試合の中での厳しい状況にもかかわらず好投したことは、彼が持つ力の証明です。また、評価を受けている中での彼の冷静さや将来への希望は、若手選手にとって良い手本となるでしょう。
キーワード解説

  • ドラフトとは?選手のスカウトや評価を元に、プロ野球チームが選手を指名する制度です。
  • トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する手術で、特に投手によく行われます。復帰後には投球力の向上が期待されます。
  • 変化球とは?ストレートとは異なるボールの軌道を持つ球種で、打者を惑わせるために投球されます。

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