楽天、オリックスとの直接対決を制し、Aクラス浮上に向けて好スタート
＜オリックス4－7楽天＞◇13日◇京セラドーム大阪 楽天が猛打を発揮し、3位のオリックスとの直接対決初戦を制したこの試合では、楽天が通算2勝6敗と過去の対戦成績を見て苦手意識があった曽谷投手を5回途中で降板させるなどして、得意な試合展開に持ち込んだ
最終的には10安打7得点を挙げ、快勝を収めた
試合を振り返り、三木肇監督（48）は「相手がどこであろうが、しっかり対策を立てて準備して戦うということが重要だと思う
やはり、1つ上のチームに対しては難しさもあるが、次の試合も良いパフォーマンスを目指して頑張ります」と語った
試合は序盤から楽天が勢いを見せた
初回、1死一、三塁の場面で4番の黒川選手が3試合連続打点となる右犠飛で先制
その後、2死一、二塁の場面ではルーク・ボイト内野手（34）が左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、さらに追加点を奪った
このボイト選手は、2020年にアメリカンリーグで本塁打王に輝いた実績を持ち、3回には真ん中高めの直球を完璧に捉え、貫禄の本塁打を記録した
ボイト選手は「この本塁打がチームにさらに勢いをもたらしてくれるといいですね」と発言
7月27日以来の本塁打で、4試合連続でヒットを放つなど快音を響かせた
この試合は、Aクラス浮上に向けての重要な一戦であり、負ければオリックスとのゲーム差が5に広がってしまう懸念があった
しかし、楽天は5回までに7得点を挙げ、しっかりとした試合運びで勝利を手にした
ボイト選手は「この勢いをもって全員で戦っていくことが大切
今日の初戦を取れたことで良い流れに乗れた」と語り、勝利の手応えを感じている様子だった
今回の試合は、楽天がオリックスに勝利し、Aクラスに向けた重要な一歩を踏み出したことが分かります。三木監督のコメントや選手たちの意気込みも印象的で、今後の試合に期待が高まります。また、特にボイト選手の復活劇も大きなポイントであり、チーム全体に良い影響を与えそうです。
キーワード解説
- 猛打とは？：猛打とは、特に攻撃的な打撃を指し、多くの得点を挙げることを意味します。試合での打撃の活発さを示す言葉です。
- 直球とは？：直球は、ピッチャーが最も基本的に投げる投球で、変化球とは異なり、投球の軌道が曲がらずまっすぐに飛ぶことを指します。
- 本塁打王とは？：本塁打王とは、シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に与えられるタイトルであり、そのシーズンのホームラン数で選ばれます。
- ゲーム差とは？：ゲーム差は、2つのチームの勝敗の差を示す指標で、順位を決定する上で重要な要素です。
