試合の流れと大山の活躍
0－0の状態が続いていた4回、阪神の佐藤輝が四球で出塁し、無死一塁の場面で大山が打席に立った巨人の先発投手である山崎の142キロフォークボールが甘く入ったところを捉え、打球は左翼スタンドへ飛び込み、2点を先制する強打を見せた
「（伊藤）将司が頑張ってくれていたので、先制点をとることができて良かった」と語る大山は、今季の自身7号目のホームランを記録
規定打席到達と阪神の打線の強さ
この試合の5回には中前打で出塁し、今季443打席目で7年連続でシーズン規定打席に到達これはプロ3年目の2019年からの継続であり、阪神では近本、中野、森下、佐藤輝とともに主力選手が早くもこの節目をクリアしたことが分かる
このように、阪神の猛攻撃は数字としても明らかにされており、セ・リーグの他のチームでは中日の岡林だけが同じく到達している
試合結果と今後の展望
大山はこの日の試合で2安打2四死球の活躍を見せ、全4打席で出塁する記録を持つこの試合の成績により、今季の巨人戦ではセリーグの他球団に比べ、最高となる打率3割8分4厘を生かし、自己の相性の良さを見せつけた
「あしたは勝ちにつながる試合にしたい
きょうはきょうでしっかり反省して
全員で勝てるように頑張ります」と意気込む大山は、チームの中心選手としての役割を果たしている
今回の試合は、大山選手の見事な先制ホームランにより盛り上がりましたが、チーム全体としては惜しくも勝利を逃したのが残念です。大山選手の活躍が待たれる中、今後の試合では全員での連携が勝利につながることを期待したいですね。
キーワード解説
- フォークボールとは？ 投球時に指先でボールをつまんで投げることで、ボールが急に落ちるためバッターの打撃を困難にします。
- 規定打席とは？ シーズン中に必要とされる打席数のことで、これを超えることで選手としての実力や貢献度が測られることになります。
- マルチヒットとは？ 一試合の中で複数の安打を記録することを指し、選手の調子を示す良い指標として評価されます。
