この勝利により、ソフトバンクはセリーグの首位に立ち、同時に2位の日本ハムが敗れたことで、ゲーム差が再び「4」に拡大し、今季の貯金は最多タイの「28」に達しました
また、本拠地での連勝は福岡移転以降最長となる「13」に伸びました
この試合のヒーローは、ソフトバンクの4番打者である山川穂高選手(33)でした
彼は7回の二死満塁の場面で、相手の2番手ピッチャー・広池の初球スライダーを打ち、右中間席に大きなホームランを放ちました
これが試合を決定づける一発となり、山川選手は「自分が打たないと試合が終わってしまうという緊張した場面だった」と語っています
山川選手は、最近の打撃成績が良くないことから重圧を感じていたといいますが、前の打者である近藤健介選手(32)が一死満塁で空振り三振をした際には「点は入ると思っていた」と、その自信を持っていたようです
近藤選手は最近の試合で4割の打率を記録し、安定した得点能力を誇っているため、山川選手にとっては非常に大きな刺激となったに違いありません
山川選手はリーグ2位タイの18本塁打、同2位の52打点をマークしていますが、「満足はまだない」と苦笑いで話しました
自己評価で「今日の一打は今年一番よかった」と振り返るその言葉には、これまでの思いが詰まっているようです
ソフトバンクの山川選手が見事な満塁ホームランを放ち、試合を決定づけたことは、彼自身にとっても大きな自信となったでしょう。特に、重圧の中での一打は、チーム全体にポジティブな影響を与え、今後の試合にも良い風を吹かせることが期待されます。
キーワード解説
- ホームランとは?試合の中で選手が打ったボールが、外野のフェンスを越えてスタンドに入ることで得点を得るプレーのことです。
- 貯金とは?チームの勝ち数が負け数を上回ることを指し、その差が「貯金」と呼ばれます。これはチームの成績を表す指標の一つです。
- 打率とは?選手が打席に立った回数に対して、何回ヒットが出たかを示す数値で、高いほど選手の打撃力が優れていることを示します。

