日本ハム・福島蓮、7回2失点の力投で今季2勝目を挙げる

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日本ハム・福島蓮、自己最長7回を2失点…最速タイ155キロ

日本ハムの福島蓮投手が、8月14日にエスコンフィールドで行われたロッテ戦に先発し、自己最長の7回を投げて2失点の成績を収めました

福島は111球を投げ、自己最速タイ156キロの直球を計測し、貴重な2勝目を手にしました

野球評論家の野口寿浩氏は「今後も十分戦力になる」と評価しました

身長190センチの長身から投げる直球は非常に威力があり、3回には内角を152キロで攻め、先頭打者を見逃し三振に仕留めました

野口氏は「体が大きい分、打者からの視覚的な圧力も大きい

優れた投手だ」と称賛しました

福島は田宮裕涼捕手と共に、独自の投球スタイルを展開しました

立ち上がりに内角を速球で攻め、その後外角への変化球を混ぜることで、打者のタイミングを崩しました

これにより、特に終盤では内角を捨てた打者が甘いスイングになりがちで、シングルヒットに抑える効果が見られました

最終的な成績は7回で7安打7奪三振、最後まで球威は衰えませんでした

1か月ぶりの1軍マウンドで躍動、今季2戦2勝

福島投手は八戸西高から2021年の育成ドラフトで日本ハムに入団し、着実に力をつけてきました

昨シーズンは12試合に先発し、2勝3敗、防御率3.54という成績を残しました

今年は投手陣が強力なためチャンスが少なかった中、7月13日のオリックス戦での5回無失点で今季初勝利を収め、その後も2戦2勝を達成しました

福島は「今年の先発投手陣は非常に充実しています」と語り、その競争の厳しさを実感しています

リーグの中で新たに名を挙げることは容易ではありませんが、「結果を出すことが次に繋がる」と自信を見せました

現在、チームは首位のソフトバンクに3ゲーム差まで接近し、福島の活躍がリーグ制覇への一手となる可能性は十分にあります

福島投手の成長が際立つ試合でした。特に彼の直球の威力と投球スタイルが効果的だった点が印象的で、今後の活躍にも大いに期待が寄せられます。チーム内競争が厳しい中で成果を上げたことは、福島選手の自信を高める良い要因となるでしょう。
キーワード解説

  • 自己最長とは? - 自己最長とは、その選手自身が過去に記録した中で最も長い投球回数や成績を指します。
  • 直球とは? - 直球は、発売直後に最も速く直進する球種で、投手の基礎的な球種の一つです。
  • 奪三振とは? - 奪三振は、投手が打者を三振に抑えることを指し、投手の実力を示す重要な指標です。
  • 防御率とは? - 防御率は、投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す数字で、一般的には1試合あたりで許す失点の平均値として計算されます。

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