広島がアベック弾で連敗を止め、森下が6勝目を掴む

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<広島5-3ヤクルト>◇16日◇マツダスタジアム 広島東洋カープは、助っ人選手の連続ホームランにより連敗を脱出し、先発投手の森下暢仁(もりしたたくに)投手が6月以来約2か月ぶりの勝利を手にしました

試合は1回に、末包(すえかい)の適時二塁打によって広島が先制

1点を追う5回では内野ゴロで同点に追いつき、続く6回にはモンテロ選手が7号ソロホームランを放ち、ついに勝ち越しに成功しました

さらに、その後2死一塁の場面で代打のファビアン選手が打席に立ち、左翼席への13号2ランを打ち込みました

森下投手は、3回までに65球を投げ、5安打3四死球2失点を許しましたが、後半のイニングでは立ち直り、6回まで投げ切り勝利投手の権利を獲得

また、試合後の新井貴浩(あらいたかひろ)監督は、森下投手の苦しい時期を乗り越えた姿を称賛し、「モンテロの勝ち越しホームランの瞬間、ベンチも非常に盛り上がった」と語りました

特に注目すべきは、助っ人選手2人によるアベック弾(同じ試合で2人以上の選手がホームランを打つこと)

新井監督は「7年ぶりのアベック弾で、どちらの選手も素晴らしいホームランを打った」と称賛しました

ファビアン選手は最近調子を落としている時期もありましたが、今日は見事な一発を見せ、「やはり日本の夏は初めてで、疲労が影響した部分もあった

今日はナイスバッティングだった」との見解を述べました

また、リリーフ陣についても触れ、ハーン投手は1失点したものの、栗林(くりばやし)投手が重要な場面で抑えたことを評価

「無失点で切り抜けた」と安心の表情を見せました

これにより、広島は今季の順位を4位まで上げました

今回の試合は、広島がホームラン攻勢で勝利を掴み取った重要な一戦でした。特に助っ人選手の活躍は、打線に新たな活力を加えるものであり、チーム全体の士気を一層高める成果となった印象です。森下投手も勝ち星がついて、これからの試合へのモチベーションに繋がるのではないでしょうか。
キーワード解説

  • 助っ人選手とは?チームに新たに加入する外国人選手のことを指し、特にその活躍が期待されます。
  • アベック弾とは?同じ試合で2人以上の選手がホームランを打つことを指し、チームの士気を高める大きな要素となります。
  • リリーフ陣とは?先発投手の後を引き継ぎ、試合の終盤を守る投手たちのことで、勝利を求める重要な役割を果たします。

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