2025年全国高校野球選手権大会、ベスト8が決定!

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全国高校野球選手権大会、ベスト8出揃う

2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は17日、大会第12日を迎え、3回戦4試合が行われ、ついにベスト8が決定した

各試合では激しい戦いが繰り広げられ、高校野球の熱い夏がさらに盛り上がりを見せている

第1試合:沖縄尚学、延長戦で劇的逆転勝利

沖縄尚学(沖縄)は、延長11回タイブレークの激闘の末、仙台育英(宮城)に5対3で逆転勝ちを収めた

この試合は、標準的な9回に加え、もし同点の場合に特別ルールとして行われるタイブレークでの戦いとなった

11回には敵のミスを利用し、宜野座 恵夢捕手(3年)の適時三塁打で点差を広げた

エースの末吉 良丞投手(2年)は、169球を投げ抜き、試合を制した

第2試合:横浜、完封勝利で17年ぶりの8強進出

センバツ優勝の横浜(神奈川)は、津田学園(三重)を5対0で退け、2008年以来、17年ぶりのベスト8進出を果たした

先発の織田 翔希投手(2年)は、5安打完封という素晴らしい成績を記録

今大会においては23.2回無失点の記録を達成した

第3試合:東洋大姫路、14年ぶりのベスト8に進出

東洋大姫路(兵庫)は、西日本短大付(福岡)を3対2で下した

3回に2点を先制されたものの、4回には1点を返し、5回には逆転に成功

マウンドに上がった木下 鷹大投手(3年)は、貴重な1点差を守り抜いた

第4試合:県岐阜商、16年ぶりの強豪復活

県岐阜商(岐阜)は、明豊(大分)に3対1で勝ち、4強入りした2009年以来、16年ぶりの8強入りを果たした

初回に満塁のチャンスから宮川 鉄平外野手(3年)の適時二塁打で2点を挙げ、横山 温大外野手(3年)の適時打も相まって3点を先制

エースの柴田 蒼亮投手(2年)が6回途中から登板し、試合を締めくくった

準々決勝は明日開催

準々決勝の対戦カードは、抽選の結果、第3試合が県岐阜商対横浜、第4試合が沖縄尚学対東洋大姫路と決まった

休養日を挟み、19日に熱戦が繰り広げられる予定だ

高校野球の大会は、若者たちの熱意と競技の緊張感を伝えてくれる。今回の試合では、各校が持ち味を発揮しつつ、逆転劇や完封勝利といったドラマチックな出来事があった。多くの選手たちが自分の限界に挑む姿は、多くの人々に感動を与え、期待が高まる。これからの準々決勝も見逃せない展開が待っているだろう。
キーワード解説

  • 全国高校野球選手権大会とは?:日本で行われる高校生のための野球大会で、毎年夏に開催される。全国から選抜された高校が参加し、甲子園球場で熱戦が繰り広げられる。
  • タイブレークとは?:野球の試合が同点になった際、延長戦で試合を早く決着させるために採用されるルールで、特別な方式で進行する。
  • 完封とは?:ピッチャーが相手チームに1点も得点を許さずに試合を終えること。投手にとって非常に誇り高い成果とされる。

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