東洋大姫路、14年ぶりのベスト8進出を決める
全国高校野球選手権の3回戦が、甲子園で行われた東洋大姫路は西日本短大付に3-2で勝利し、14年ぶりにベスト8に進出した
特に注目すべきは、3年生の白鳥翔哉真(ひやま)外野手の活躍で、彼の決勝打が試合を決める大きな要因となった
白鳥の決勝打
試合は1-2の場面で迎えた5回の2死一、二塁3番の高畑知季内野手が同点打を放つと、白鳥が相手エース中野投手から内角チェンジアップを中前に運び、勝ち越し点を挙げた
白鳥は試合後、「高畑が粘り強く打ってくれたので、勢いに乗るしかなかった」と振り返った
名付けの由来とその影響
白鳥は、父一馬さんが元阪神の選手・桧山進次郎氏のファンであることから名付けられた試合中には、桧山選手の応援歌が流れる中でプレーするのが彼にとっての大きな喜びである
「好きなものに没頭することで上達する」という父の教えに従い、小学2年生のときから野球を始めた
さらなる高みを目指して
現在、白鳥は今大会で7打点を挙げ、兵庫県勢の1大会最多記録に迫っている冷静に「目の前の一戦を勝つだけ」と語る彼の姿勢からは、全国制覇を見据える強い意志が感じられる
今後の試合でも、その強い気持ちを持ってチームを引っ張っていくことが期待される
東洋大姫路の白鳥翔哉真選手の活躍は非常に印象的です。彼が名付けられた由来や、選手としての背景を知り、さらに彼の人間性が今回の勝利にどれだけ影響を与えているかを考えると、野球は単なるスポーツを超えた深いものだと感じさせられます。
キーワード解説
- 全国高校野球選手権とは?:日本全国の高校が参加する、夏に行われる野球のトーナメント大会で、優勝することで全国制覇が達成される。
- 決勝打とは?:試合の中で勝利を決定づける重要な打撃を指し、特に逆転や勝ち越しの攻撃でのヒットを意味する。
- 内角チェンジアップとは?:投手が投げる変化球の一種で、内側に切れるように変化し、打者が打ちにくくなる球種。

