巨人のライデル・マルティネス、史上最速200セーブ達成!通訳・桂川昇氏が明かす背景と人柄

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2025年8月19日、巨人のライデル・マルティネス投手(28)が、東京ドームで行われた阪神戦において、NPB(日本野球機構)史上最速で通算200セーブを達成した

マルティネス選手は、来日1年目から中日の桂川昇・国際グループ長(57)が通訳を務めるなど、彼にとって不可欠な存在だった

桂川氏は、マルティネス選手との出会いや彼の成長について、貴重なエピソードを語った

200セーブ達成の軌跡

マルティネス選手が200セーブを達成した経緯には、彼の努力と指導者の慧眼があった

桂川氏は、2016年に当時の巨人監督である森繁和氏と共にキューバへのスカウト旅行中、彼と初めて出会ったことを回想

マルティネス選手は当時、直球とチェンジアップだけを武器にした素材の一人だったが、オマール・リナレス氏(現中日巡回コーチ)を通じて、その潜在能力に気付かれた

マルティネス選手の成長

彼の成長の鍵は、日々の努力にあった

支配下登録から2年目後半にケガを経験したマルティネス選手は、その後、毎年オフには必ずコーチにリハビリ法や練習メニューを尋ねる姿勢が見られた

これにより、帰国する度に明らかに体が大きくなり、球速も向上したという

人柄とエピソード

桂川氏は、マルティネス選手の人柄についても強調した

義理堅く、感謝の気持ちを忘れない彼は、初めての食事をごちそうしたエピソードについて語り、今でも「最初におごってくれたんだから」と言い触れ、いつも食事代を負担してくれるそうだ

今後の期待
マルティネス選手は、キューバからの野球選手として日本で成功を収めた先駆者とも言える

彼の今後の活躍に、桂川氏は「どこまで行くのか、陰ながら見届けたい」と期待を寄せている

今回のニュースは、ライデル・マルティネス選手の記録達成に加え、彼を支えてきた関係者の努力と背景にも焦点が当たっており、野球界における人と人のつながりの大切さを感じさせます。
キーワード解説

  • NPBとは?日本プロ野球リーグの略称で、日本国内で行われるプロ野球の最高峰を指します。
  • セーブとは?投手が試合を終了する際に、自チームがリードを保ちながら投げ切り、その投手に与えられる記録を指します。
  • スカウトとは?才能のある選手を探し出すために出向く人を指し、プロ野球チームの選手獲得において重要な役割を果たします。

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